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. 7月3日(日)     長年の夢叶う

 

富士吉田市に宿泊し、本日は予定変更して岐阜に向かいます。

観察会の2日目にも参加しようと思っていたのですが、

見たことのある花もあるようだし・・

岐阜のお花に決めます。

花友さんにもすぐに連絡も取れたあー!

 

初日のお昼休みと、解散時と2回、2日目は欠席することを

お伝えしたのですが、先生はすっかり忘れていたようです・・とほほ~

無断欠席するような不届きものじゃないのですけどねー

「わかった」と言われたので安心してたのに〜

当日朝にもお電話すればよかったんですね。

 

長年見たいよ~と騒いでいた花が開花して、

40株ほど見つかったそうです。

すごい! 丹念に探ってくれたんだなあ。

ひゃー焦るねえー

案内していただけるとのことでしたので、

急げとばかりに岐阜に一直線だ!

本当は翌週の予定だったのに、前倒しになり申し訳ないです・・

 

3時間半掛けて到着です。

Oさんは早目に待機してくれていたあ。

とても優しい方なんですよー

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まずはオオバノトンボソウがお出迎え。

 

オオバノトンボソウ (大葉の蜻蛉草) ラン科 ツレサギソウ属
オオバノトンボソウ (大葉の蜻蛉草) ラン科 ツレサギソウ属
オオバノトンボソウ
オオバノトンボソウの花
オオバノトンボソウの花はややピークを過ぎていました
花はややピークを過ぎていました

 

ほっほと山を登り・・気温も上昇中

汗っかきの私は噴出す汗が止まりません。

あっという間にタオルハンカチがびしょぬれです。

相方も相当ばてている。自分の体を運ぶのがきついんだろう。

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もう少しだよと言われて期待が膨らみます。

歩けー がんばれー相方。

さーー

咲いていましたあ!!念願の~

サクライソウですー

 

サクライソウ (桜井草) サクライソウ科 サクライソウ属  2016.06.17 岐阜県 alt=380m
サクライソウ (桜井草) サクライソウ科 サクライソウ属  2016.06.17 岐阜県 alt=380m

 

小さい、でも思っていたイメージと遠くない感じでした。

白というより、ほんのりクリーム色

極小の花がちょこんとして可愛らしい。

 

和名は1903年に岐阜県の恵那山山麓で、桜井半三郎氏によって発見されたことに由来します
和名は1903年に岐阜県の恵那山山麓で、桜井半三郎氏によって発見されたことに由来します
サクライソウの高さは7〜20cmほど。 茎は針のように細く、小さな鱗片葉が互生します
高さは7〜20cmほど。 茎は針のように細く、小さな鱗片葉が互生します
サクライソウは葉緑素は持ちません。 全体が白色に近い、淡いクリーム色です
葉緑素は持ちません。 全体が白色に近い、淡いクリーム色です
サクライソウの花の直径は、3.5〜4.0mmほど。 柔らかいと思ったら、全体にとても固い!
花の直径は、3.5〜4.0mmほど。 柔らかいと思ったら、全体にとても固い!

 

菌従属栄養植物。 以前はユリ科でしたね。

APG-Ⅲ分類体系で単独のサイライソウ科になりました。

花ガラがあったので、相方が撮影したのを確認してみると・・

種のお部屋が3つに分かれている。

だからユリ科だったのだろうと、花友さんがお話されました。

うん! なるほどー

 

サクライソウ フレッシュな今年の花の横に、昨年の花ガラが並んでいました
フレッシュな今年の花の横に、昨年の花ガラが並んでいました
サクライソウの花ガラ
サクライソウの花ガラをよく見ると、心皮が3個あることがわかります。
花ガラをよく見ると、心皮が3個あることがわかります。

 

じっくり腰を据えて撮影開始です。

携帯蚊取り線香を2個用意してくれた花友さん・・

蚊に悩まされることなく、安心して撮影できました。

 

サクライソウの花被片は6個。 内片が外片より倍ほど長く、約1.5mm。
花被片は6個。 内片が外片より倍ほど長く、約1.5mm。

 

小さなものまで含めたら、かなりの数があるのだと思えます。

くまなく探査されて花を探し出すOさんの熱意には、頭が下がります。

こうした努力があって、私たちが花を見ることできるのですね。

いつもながらですが・・本当に感謝感謝、感謝し切れません。

 

サクライソウの雄しべは6個で、花被内片よりやや短い。 葯は卵形で、花粉は淡黄色
雄しべは6個で、花被内片よりやや短い。 葯は卵形で、花粉は淡黄色

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遅いランチを食べてから、別の湿地にご案内いただく。

トウカイモウセンゴケが咲いているかも?

ノギランが開花していました。

あーもう夏だわー

 

ノギラン (芒蘭) ノギラン科 ソクシンラン属
ノギラン (芒蘭) ノギラン科 ソクシンラン属
ノギランが咲き始めると、もう盛夏が近いね
ノギランが咲き始めると、もう盛夏が近いね

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トウカイさんはやや時期が遅かったか、

午後のため閉じてしまっていました。

コバノトンボソウがちらほら咲いていました。

こうした低地の湿地は減少しており、

貴重な場所だと実感します。

 

トウカイモウセンゴケ (東海毛氈苔) モウセンゴケ科 モウセンゴケ属 花は閉じていた
トウカイモウセンゴケ (東海毛氈苔)花は閉じていた
トウカイモウセンゴケの葉
トウカイモウセンゴケの葉

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コバノトンボソウ (小葉の蜻蛉草) ラン科 ツレサギソウ属  葉は矢印部
コバノトンボソウ (小葉の蜻蛉草) ラン科 ツレサギソウ属  葉は矢印部
コバノトンボソウ  長い距が反り上がるのが特徴
コバノトンボソウ  長い距が反り上がるのが特徴

 

ハッチョウトンボが飛び交っていたようで・・

私は気が付かなかったのだけど、

相方は熱心に撮影しました。

鮮やかな赤ですね~

 

ハッチョウトンボ (八丁蜻蛉) トンボ科 ハッチョウトンボ属  体調は2cmほどで、日本で最小のトンボ
ハッチョウトンボ (八丁蜻蛉) トンボ科 ハッチョウトンボ属  体調は2cmほどで、日本で最小のトンボ

 

相方は登りで足を痛めたようです。

段差を乗り越えた瞬間、右足のふくらはぎで

「プチッ」と音がした感じがして、痛みが走ったとか。

でかっ腹のわりには足が細いからねえー

もう支えきれないんじゃ~

 

急な予定変更にもかかわらず、わがまま夫婦にお付き合い頂き、

暑い中をOさん、誠にありがとうございました。

 

長年の夢かなう、貴重なサクライソウを見れて、幸せな一日でした。

 

 

コメント: 4 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    ヒゲちゃびん (火曜日, 19 7月 2016 11:04)

    こんにちは~。
     長年の夢のサクライソウおめでとうございます^^
     葉緑素持たない花なんですね。
     それとオオバノトンボソウとコバノトンボソウ同時に見れたのはラッキーでしたよね。
     コバノトンボソウはまだ見たことがありませんね。ホントです。
     私の方は東京の某公園行ってきました。
     マヤランとサガミランモドキが微妙に1株ずつしか咲いていませんでした。
     それは7月18日ですね。
     更新楽しみにしていますね^^

  • #2

    Hiro (火曜日, 19 7月 2016 21:03)

    ヒゲちゃびんさん
    ずっと見たかったサクライソウでしたので、
    とても感激でした。
    コバとオオバ2種のトンボソウを同じ日に見れました。
    自生環境が違いますが、コバは本当に小さい葉です。
    サガミランモは今年は開花していませんでした。
    また9月ごろに期待しましょう。

  • #3

    ゆき (月曜日, 25 7月 2016 20:57)

    こんばんは、HIROさんkenさん、長年の思いが、かなって、おめでとうございます、サクライ草、岐阜県の深山に、ひっそり、咲く、さながら、美しい清楚なお花ですね、コバノトンボ草やオオバノトンボ草、トウカイモウセンゴケなどの貴重なお花の写真ありがとうございます。花ともさんのご案内が、あればこそですが、HIROさんkenさん、登山されての熱意に、感謝します、そのご、痛めた、足首、大丈夫でしょうか。

  • #4

    Ken (火曜日, 26 7月 2016 02:01)

    サクライソウは、小さな蝋細工のような、不思議な花でした。 咲く場所は、「こんな場所はどこにでもあるよね」と思うような、ありふれた感じの雑木林でした。 でも実際は、とても限定された場所にしかいないので、花友さんのお陰でようやく出逢うことができました。
    痛めてしまった足は、その後2週間ほど痛みが残りましたが、今は治ってまったく問題ありません。 お気遣いをありがとうございました。

 

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