HOME  Dairy-Hiroダス                  ◀ 前へ  下へ▼  次へ ▶

 

. 6月17-18日(土-日)    梅雨の夏日

 

しばらく忙しくしておりました。

相方の仕事がハードであったことや、

私の母の目の手術などあり、実家を行き来しておりました。

精神的に気持ちが落ち込むようなこともあり、

なんとなく憂鬱でおりました。

 

今回は、見たことがなかったお花があって、

遠方の花友さんにお尋ねしたところ、昨年一株だけ見たとおっしゃる。

う~ん、見ることが出来るのかと心配になり、

自生地地域にお暮しの花友さんに、お尋ねしてみましたら、

ご友人などにも聞いてくださり、確実な場所を教えて下さいました。

開花するであろう目標日を決めて、宿も取って、

準備万端としていたところ、

「もう咲いてしまっている」との新しい情報が飛び込みました。

急遽、予定よりも一週間前倒して向かうことにしました。

 

この時期、旅行割りなどもあって、どこもホテルはいっぱいです。

選ぶことも出来ず、比較的安価な宿に前日予約できました。

 

相方も毎日仕事でへとへとしており、朝早くの出発は無理です。

いつもよりは少し早めに起きてもらって家を出ました。

ところが、大渋滞などあり、時間はどんどん経過してゆく~

現地に着いたのは午後になってしまった。

 

数年ぶりに訪れた場所で、記憶が曖昧になり、

ちょっと戸惑ってしまった。

花友さんのメールを見直して、見つけることができました!

 

コケイラン (小蕙蘭) ラン科 コケイラン属  2023.06.17
コケイラン (小蕙蘭) ラン科 コケイラン属  2023.06.17

 

でもこれは・・コケイランの終わりの花のようですね。

残念ながら、見たかったお花ではなかった。

 

コケイラン
コケイラン

 

花としては、ちょっと遅かったようですね・・・

しぼんでる~

でもこの地に咲くのですね。

 

コケイラン  「見たかったあの花」ではなかった
コケイラン  「見たかったあの花」ではなかった

 

見たかったお花は、もう少し時期が遅く咲くはずなので、

もしかしたら来月かもね。

 

森の中にはショウキランも咲いておりました。

ちょいとピークを過ぎた花ですが、

ここでショウキランは見たことがありませんでした。

香りがない・・遅すぎたのかねえ

以前師匠と見た個体は、いい香りがしたのになあ。

 

ショウキラン (鍾馗蘭) ラン科 ショウキラン属  葉緑素を持たない、完全菌従属栄養植物
ショウキラン (鍾馗蘭) ラン科 ショウキラン属  葉緑素を持たない、完全菌従属栄養植物
ショウキラン  逆光で見ると美しかった
ショウキラン  逆光で見ると美しかった
ショウキランの花  久しぶりにフレッシュな姿を見ることができた
ショウキランの花  久しぶりにフレッシュな姿を見ることができた
ショウキランの花  距の先端が丸く突き出した、面白い形をしている
ショウキランの花  距の先端が丸く突き出した、面白い形をしている

 

もしかしたら他にもいるだろうと探って見ることにした。

あまりわんさか歩けないので、

相方に探ってもらったが、発見には至らなかった。

残念無念・・なかなかここまで来るのは大変なのになあ。

他にはヤマクワガタやタニギキョウ、コバノフユイチゴなど

咲いておりました。

 

コバノフユイチゴ (小葉の冬苺) バラ科 キイチゴ属  通常は5弁花ですが、この花は6弁ありました
コバノフユイチゴ (小葉の冬苺) バラ科 キイチゴ属  通常は5弁花ですが、この花は6弁ありました

 

ここには貴重・希少な花も咲くのですが、

以前にも見ましたので、向かいませんでした。

何度も足を踏み入れてはいけない気がして。

 

それに・・以前管理をしていた方が、一部を

どこかに植え替えたという話です。

なんてことをしたんだあー 非常に残念です。

それって、花にとって健全なのだろうか?

菌との関係で成り立っている植物は、移し替えても育ちません。

 

情報拡散の一因にも思え、危惧されます。

以前に増して、人が多くなったようだ。

真の花好きだけが来るわけじゃないし、

なんだかなあ~ 心配な自生地になってしまったような気がしてならない。

ここは咲くのは、フラワーパークの花じゃないんですから。

 

大急ぎで訪れましたが、

本命のお花には逢えませんでしたあー。

しかし、現地に近い花友さんの情報はとてもありがたいです。

 

翌日は情報を下さった花友さんが、新発見した地域に向かいます。

ところがここは、10年位前になりますか?、

ふらりと立ち寄っているんです。

まさか花があったなんてと思いました。

 

途中でヤマゴボウがわんさか咲いていましたよ。

 

ヤマゴボウ (山牛蒡) ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属  こんな株がたくさんあった
ヤマゴボウ (山牛蒡) ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属  こんな株がたくさんあった
ヤマゴボウの花序 花は下から咲く
ヤマゴボウの花序 花は下から咲く
ヤマゴボウの花  白い花弁に見える部分は萼で、花弁はありません
ヤマゴボウの花  白い花弁に見える部分は萼で、花弁はありません
ヤマゴボウの花 濃い桃色の葯が美しい
ヤマゴボウの花 濃い桃色の葯が美しい

 

そして・・わっちゃーー、きれいだあー

シナノショウキランが見事に咲いております☆

数も相当ありますね。

 

シナノショウキラン (信濃鐘馗蘭) ラン科 ショウキラン属 絶滅危惧ⅡB類 日本固有種
シナノショウキラン (信濃鐘馗蘭) ラン科 ショウキラン属 絶滅危惧ⅡB類 日本固有種

 

花友さんが植物を大事に想うお気持ちがあるからこそ、

お花が導いてくれたご褒美だと思います。

素晴らしいシナノショウキランです。

ご自身で見つけた地を快く教えて下さって、本当に感謝しかありません。

 

シナノショウキラン  上記のショウキランと同じく葉緑素を持たない完全菌従属栄養植物
シナノショウキラン  上記のショウキランと同じく葉緑素を持たない完全菌従属栄養植物

 

黄色味が強めに出ているタイプに見えます。

私はこの花の変化が、たまらなく楽しいです。

赤ちゃんはおたまじゃくしみたいで、ツンと出てきて・・

やがてカブトムシが成虫に変る様のように、

ぽこんと突起が出てくる。

力強そうな条のスジスジまで表れ、

こんな形の花になるのかい?って、想像もつかない変化だ。

そんなことを思いながら、観察して撮影していたので、

写真がイマイチでした。

 

シナノショウキランの赤ちゃんたちもかわいい♥
シナノショウキランの赤ちゃんたちもかわいい♥
シナノショウキラン  黄色みが強い 見頃の状態だった
シナノショウキラン  黄色みが強い 見頃の状態だった
シナノショウキランの花の正面  美しい蝋細工のようだ そっと触れてみたら、見た目通りの感触
シナノショウキランの花の正面  美しい蝋細工のようだ そっと触れてみたら、見た目通りの感触
シナノショウキランの花の側面  突き出した距がユニークで印象的
シナノショウキランの花の側面  突き出した距がユニークで印象的

 

山の中には、シロバナノヘビイチゴやオオヤマフスマ、

クリンソウもきれいに咲いておりました。

 

シロバナノヘビイチゴ (白花蛇苺) バラ科 オランダイチゴ属
シロバナノヘビイチゴ (白花蛇苺) バラ科 オランダイチゴ属

.

クリンソウ (九輪草) サクラソウ科 サクラソウ属
クリンソウ (九輪草) サクラソウ科 サクラソウ属
クリンソウ  見頃だった
クリンソウ  見頃だった

 

急遽お出かけした花さんぽでしたが、

ご親切に情報をお伝えくださった花友さんに、

大変お世話になりました。

ありがとうございました。

ご一緒されているご友人にも感謝申し上げます。

きちんとしたお礼も出来ないままで申し訳ありません。

またどこかでお会い出来たら嬉しいです。

 

綺麗なお花の代償に・・

またもや私はブヨに噛まれてしまい、右目がお岩さんになりました。

しばらく人に会えない顔ですわー。

 

山中で「Hiroさんですか?」と

お声をかけてくださった方がいらっしゃいました。

いつも当HPを見て下さり、

また腰を心配して下さりまして、ありがとうございました。

とても嬉しかったです💛

当HPのヒナノキンチャクをご覧になって、大好きな花になったそうです。

HPをご覧いただき、野山の花を好きになっていただけることは、

私達にとっても喜びです。

私もヒナノキンチャクナンバーワンの花です☆