ルリソウの奥の間

 

ルリソウの画像と文を追加していくページ

最終更新日:2016年6月4日

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 ルリソウを初めて見ることができたのは、2010年5月9日、場所は福島県にて。 そのときは花はベストでしたが、果実を見るには、時期が早すぎました。 2016年5月29日、同じ場所でようやく果実を見ることができました。

 

 ルリソウの仲間の植物は似たものが多いのですが、ルリソウはその分果に特徴的な刺があるので、これをぜひとも確認しておきたかったのです。

 

花が終わり、果実となったルリソウ
花が終わり、果実となったルリソウ
ルリソウ  2015.05.16 長野県 alt=1050m (この段落の写真すべて)
 ルリソウ  2015.05.16 長野県 alt=1050m (この段落の写真すべて)

 

 初めてルリソウに出会えたのは、2010年5月、福島県でした。

それから5年を経て、今回長野県で再会することができました。

 

ルリソウ

 

 標高1000メートルを少し超えた場所。 落ち葉が積もる

斜面に咲いていました。 小雨がちらつく天候で、カメラを

濡らさぬよう、注意が必要でした。

 

ルリソウ

 

なかなか立ち姿のよい株が揃っていました。

 

ルリソウ
ルリソウの花序は頂生し、2分岐する(ことが多いのかな?)
 花序は頂生し、2分岐する(ことが多いのかな?)

 

 上は、図鑑の「花序は頂生し、2分岐する」という解説にピッタリの株です。 要するに「茎のてっぺんに花序がついて、その根本は二股に別れますよ」ということですが、いくつものの株を見ていると、必ずしもそうはなっていません。 分岐していなかったり、分岐が不明瞭な株も多く見つかります。 花序が2分岐することを、ルリソウと識別する決め手とはしない方がよさそうです。

 

ルリソウの花

 

茎にはまばらに開出毛が生えます。 小花柄や萼には、茎よりも密に毛が生えます。

 

ルリソウの小花柄は紫褐色なので、白っぽい開出毛が目立ちます。
 小花柄は紫褐色なので、白っぽい開出毛が目立ちます。
ルリソウの花

 

ルリソウの一番の魅力は、なんといってもこの美しい瑠璃色ですよね。

 

ルリソウの落ちていた花
 落ちていた花

 

落ちた花があったので、手に乗せてよ〜く見てみた。 カサカサの手が恥ずかしい。

 

ルリソウ花の中心部の拡大
 花の中心部の拡大

 

 中心部の白い突起は、図鑑では「花弁の付属体」と解説されている部分です。 花弁1個につき2個の小突起があるので、全部で10個の小突起があります。 さらにこれらの小突起をよ〜く見ると、表面が滑らかではなく、微細なブツブツ... つまり「極小突起」の集まりになっているように見えました。

 

 ところでこの「付属体」は、外見からではどう見ても花冠と連続しており、別モノではないように見えます。 やはり付属体ではなく「副花冠」と呼んだ方が相応しい気がするのですが。

 

 それよりも「おっ!」と思ったのは、花弁の基部の、隣の花弁との間にわずかに隙間(?)が空いて、そこに白っぽく非常に微細な毛が密生しているように見えるのです。 本種は合弁花なのですが(だから5弁まとまって花が落ちている)、隣り合う花弁との境界部に不思議な部分があった訳です。

 

 こういう部分は、何と呼ぶのでしょうね? 図鑑には記載が無いようです。 気になる〜! どなたか、顕微鏡で撮影した写真を送ってくれませんでしょうか? あるいは、部位の名称をご教授いただけませんでしょうか?

 

 

 裏返して見た、花の背面です。 背面は色が薄いですね。 あ〜カサカサの手が恥ずかしい!

 

2016.01.26 掲載

 

 

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コメント: 2
  • #1

    ヒゲちゃびん (木曜日, 28 1月 2016 13:45)

     こんにちは
     ルリソウってとても上品な花ですね。
     図鑑だと軽井沢に咲いているみたいですね。
     まだ見たことがありません。
     とてもじゃないけれど新幹線を使えるお金がないです(笑)
     生で見たときの感動は大きいのでしょうね?
     また更新楽しみにしていますね^^

  • #2

    HiroKenのKen (木曜日, 28 1月 2016 21:00)

    こんばんは。
    とてもイイ色でしょう? 瑠璃色だからルリソウ。超ベタですが、異議なしです。
    生はやはりイイですよ〜
    軽井沢の別荘地の中とかにも、咲いていそうですね。
    いつか、ご覧になってくださいね。