HOME  Dairy-Hiroダス  Dairy-Hiroダス2017      ◀ 前へ  下へ▼  次へ ▶

 

. 6月16・17日(金・土)  出陣!🏁 紀伊半島

 

何年も前から見たくて仕方なかった花がある。

あまりにも遠くて旅費のかかる場所や、

歩けそうにもない高山などは諦めているんだけど・・

ちょっとの頑張りで行けそうな場所は車で行ってみたい。

 

今年はチャンスありかもと、

ちょいと費用は掛かってしまうが・・

その分働けばよいじゃないかあー

自生地情報は察知しているので見ることは可能であろう。

更なる有力情報を愛知の花友さんにご協力いただきましたので、

確実となり出陣決行です!

 

しかしねえ~さすがに距離はありますぞ~

初日は三重県上陸を目的に向かいます。

するすると新東名を走り東名へ、

車がバスに飛び込んだ事故現場も走る。

ジャンクションから登りになりトンネルも越して、

緩やかなカーブになっていきますが、

そんなにもスピード出せるような道ではないのですけどね。

盛土になっており、車が飛び出した場所は細いタイヤ痕がありました。

事故のないように私たちも無事に旅をしなきゃ、です。

 

東名下り261.4kmポスト付近 対向車線に飛び出してしまった車のタイヤ痕が残っていた
東名下り261.4kmポスト付近 対向車線に飛び出してしまった車のタイヤ痕が残っていた

 

伊良湖から伊勢湾フェリーに乗り込み鳥羽に向かいます。

平日の午後とはいえ、乗船客少なあ~

車はたったの9台だけでしたわ。

 

ロングドライブにフェリーを混ぜると、よい気分転換になります  
ロングドライブにフェリーを混ぜると、よい気分転換になります  
出発地の伊良湖岬
出発地の伊良湖岬
大きなサルベージ船が前を横切ったのでフェリーは一時減速。 遠くに見えるのは知多半島
大きなサルベージ船が前を横切ったのでフェリーは一時減速。 遠くに見えるのは知多半島

 

鳥羽に到着し、このまま宿に向かってしまいます。

2度目の宿泊の民宿です。

前回よりグレードが低いお部屋だったので、

相方はややご不満のようでした。

早めの到着だったので、近くの海岸を散策してみます。

 

宿の近くの漁港 夕方のせいかひっそりしていた
宿の近くの漁港 夕方のせいかひっそりしていた

.

小さな港にハマナデシコが咲いています。

しかし・・なんだか辺りは汚いよー、ゴミが多すぎる。

イヨカズラはもう終盤でした。

他にめぼしい花はなし。

 

ハマナデシコ (浜撫子) ナデシコ科 ナデシコ属
ハマナデシコ (浜撫子) ナデシコ科 ナデシコ属
ハマナデシコ  岩場や漁港のコンクリートの隙間に逞しく咲いていた
ハマナデシコ  岩場や漁港のコンクリートの隙間に逞しく咲いていた
花弁の縁は細かく波打ち、カワラナデシコのように切れ込むことはありません
花弁の縁は細かく波打ち、カワラナデシコのように切れ込むことはありません

.

イヨカズラ (伊予葛) キョウチクトウ科(ガガイモ科) カモメヅル属
イヨカズラ (伊予葛) キョウチクトウ科(ガガイモ科) カモメヅル属

 

町中はほとんど人気がなく、つぶれた旅館がたくさん残っていて、

なんだかわびしくて切ないぞ。

活気、という言葉はどこへ行ったのだ? というような景色。

酒屋さんでビールを1本買って飲みたいという相方。

普通の酒屋さんに見えたが、暗〜い店内、商品はすべて

観光地価格でしたわあー

 

お宿のお料理は舟盛りとわんさかのお料理で食べきれないほど・・

前回とあまり変わり映えしない様子で・・

お酢を使ったお料理が多いのです。

私はお酢疲れをしてしまい、全く食べられなくなってしまいました。

アワビもサザエも、苦手物は全部相方に任せました。

お料理はおいしかったですが、一昨年の12月に訪れたとき

ほぼ同じだったので、写真は下の1枚のみとし、以下省略。

 

宿の夕食。この後も何点か出てきました
宿の夕食。この後も何点か出てきました

 

さーー翌日は、朝から気合を入れて

今回のメイン花を見るために出陣じゃあ~

紀伊半島っていってもデカいので、どこからどこまでなんじゃろう?

鳥羽から100キロ以上もある。

初めて訪れる地域はわくわくするねー

ほとんど深い山々の連なりとなっており、高速も一般道も、

トンネルの連続でした。 山また山。

ニホンオオカミが最後まで生き残っていたのは

紀伊半島だったこともうなづけます。

いやまだ生きている説もあるそうだ・・

2時間ほどの移動で現地に到着。

花さんぽ史上、最南端かもね。

海はとってもきれい。

 

目的地に到着。 海が美しかった
目的地に到着。 海が美しかった

 

ここまで来て、咲いていなかったらがっかりだ。

花が開花していることを祈って、森に入る。

「1月にクマが出た」との看板があ~

うへーこんな海岸近くにも出没するんだ。

森に入ったらガサガサと・・

動物の気配がする、シカが2頭、走っていきました。

 

ニホンジカ  あまり人を警戒することはなかった
ニホンジカ  あまり人を警戒することはなかった

.

「すぐに花が咲いていたらいいのになあー」と相方がつぶやく。

そうだよねーじっくり歩き回って探す時間はあんまりないものね。

10分も歩くと・・・

咲いてるう☆☆☆

美味しそうに茹で上がったコーン色がかわいい~~

念願のモロコシソウが、お星さまみたい!

 

モロコシソウ (唐土草) サクラソウ科 オカトラノオ属
モロコシソウ (唐土草) サクラソウ科 オカトラノオ属
2017.,06.17 三重県 alt=50m
2017.,06.17 三重県 alt=50m
花冠裂片は開花間もなく平開し、その後反り返っていくようです
花冠裂片は開花間もなく平開し、その後反り返っていくようです

 

ぽつぽつと咲いているのかと思いましたが、

結構たくさんあちらこちらに咲いていました。

 

集まって群れている場所もありました
集まって群れている場所もありました
モロコシソウ

 

木漏れ日がそっとモロコシソウにかかると、これまた綺麗だ。

 

モロコシソウ
モロコシソウ
モロコシソウの葉柄の基部は赤味を帯びていました。 花柄は上部の葉柄の上から出ます
葉柄の基部は赤味を帯びていました。 花柄は上部の葉柄の上から出ます

 

これでサクラソウ科というのが不思議な花色ですが、

同属のオカトラノオのように、葉柄の根元が赤くなっている。

茎には尖った稜があった。

山渓の図鑑では情報不足なのと、花の写真がなんだか適当。

この花の魅力すら垣間見えないじゃないかあ~

 

モロコシソウの茎には明瞭な稜があった
茎には明瞭な稜があった

 

薄暗い森の中、腰を据えてじっくり撮影開始。

早くに見つかって相方も嬉しそうだ。

散策で人もやってくるけれど、興味がない様子。

シカの食害にも遭っていないようで、よかったわ。

こんな森の中に入ると蚊に刺されてしまうんだけど・・

蚊がいないのだ。

沖縄では、モロコシソウ全草を虫よけや芳香剤として使うようだ。

虫よけ効果のために蚊がいなかったのだろうか??

不思議でしたわ。

 

昨年のモロコシソウの蒴果が裂けたあと(果実は球形です)
昨年の蒴果が裂けたあと(果実は球形です)
モロコシソウ 下から昨年の果実、花、そして蕾
下から昨年の果実、花、そして蕾

 

千葉県にも自生しているようですが、全くわからないし~

ヤマビルがうようよしているような場所は勘弁ですの。

数年前伊豆半島でも探し回ったが、見つからなかったのです。

思い切って確実に見れそうな紀伊半島に来てよかった♡

虫やヘビにも悩まされることなく、

1時間半くらいじっくりと観察撮影しました。

本当にトウモロコシのような色が可愛いモロコシソウ。

またいつか見に来たいわー

もっと滞在時間に余裕もってね。

 

モロコシソウの花糸はとても短い。 葯はとても大きく、互いに接するように花柱を取り巻きます
モロコシソウの花糸はとても短い。 葯はとても大きく、互いに接するように花柱を取り巻きます
花冠は5裂し、裂片は反り返ります。
花冠は5裂し、裂片は反り返ります。

さーさーのんびりしてられないよ~

鳥羽に戻ってフェリーに乗らないと。

2時間ほどかけてトンネル続きの道を

戻りました。

三重県滞在気分が少ないので、赤福を買い込んでフェリーで食べちゃえ。

お昼はお腹も空かずだったので、SAでたぬきおにぎりを食べました。

たぬきってなに? 揚げ玉入りのおにぎりでした。これ、結構おいしかったわー

フェリーは土曜日ともなれば、お客さんもたくさん乗り込んでわっさわっさしていましたよ。

.

伊良湖に着くと・・なんだか地元気分で、

帰ってきたわー なんて安堵していた。

海辺に咲くハマサジを確認に立ち寄りました。

場所は、花友さんが確認して教えてくれていたのです。

まだ花には早いのですが、この花も探し回っていたんですねぇー

今年はやっとお花が見れそうです。

思っていたよりも大型でした。

ハママツナ?もありましたよ。

 

ハマサジ (浜匙) イソマツ科 イソマツ属 花は8月頃
ハマサジ (浜匙) イソマツ科 イソマツ属 花は8月頃
赤い植物は、ヒユ科のハママツナだと思ったのですが... もう紅葉しているのはおかしいね?
赤い植物は、ヒユ科のハママツナだと思ったのですが... もう紅葉しているのはおかしいね?
ハママツナではなく、ホソバハマアカザ? 塩生植物をもっと勉強しなくては
ハママツナではなく、ホソバハマアカザ? 塩生植物をもっと勉強しなくては

 

ここから新城市のビジネスホテルに移動。
古い建物ですが、比較的最近リフォームもされているようです。
しかしカビ臭くって、埃っぽさがあって、お部屋の居心地が悪い。

川の畔にあって湿気が多いせいなのか? それにしても強烈すぎる!
私はなんだか気持ちが悪い~~
相方も相当きつい様子。

 

部屋が超カビ臭かったホテル。1階の部屋要注意。もう泊まることはないです
部屋が超カビ臭かったホテル。1階の部屋要注意。もう泊まることはないです


近隣にお店などないので、ここで夕飯を頼んでおいた。

中華料理中心なんだけど、ボリュームが満点すぎてきついよ~
お味は悪くないんだけど、苦しい。一人分で二人前はありそう。
妙なホテルに決めた相方さんよー、
もうこんなホテルは嫌よ!

 

明日は花友さんたちにお会いして、花さんぽします!

楽しみ~♡

 

 

コメント: 3 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    ゆき (金曜日, 23 6月 2017 21:24)

    こんばんは、hiroさん、Kenさん、紀伊半島までの大遠征、お目当てのモロコシソウ、繊細な美しさですね、桜草科のお花、木洩れ日の射すなか、輝くような黄色いお花が、いいですね。モロコシソウの写真、ありがとうございます。最初のお宿のお料理、豪華ですね、2ヶ所目のお宿は、お部屋が、よくなかったのは、残念な感じ、予約しても、お部屋の雰囲気まで、予測できないものですね。

  • #2

    Hiro (金曜日, 23 6月 2017 21:41)

    ゆきさん
    モロコシソウ見たさに紀伊半島まで出かけてみました。
    千葉にもあるようです。
    鮮やかな黄色でかわいらしい花でした。
    鳥羽のお宿は海鮮たっぷりで豪華でした。
    カビ臭いホテルは気分がすぐれなくて・・
    においがきついとか不潔だとか、私は敏感に反応してしまうのです~
    泊まってみないとわからないので仕方ないですね。

  • #3

    Ken (金曜日, 23 6月 2017 23:38)

    ゆきさん、こんばんは。コメントをありがとうございます。
    紀伊半島は少し遠くて、しかも初めての場所だったので、果たして咲いているのか不安がありました。しかし愛知県の花友さんがわざわざ紀伊半島の方に尋ねて下さり、私たちが行こうとしている場所で、確かに咲いていると情報を下さったのです。このため安心して向かうことができました。花友さんや、情報をご提供下さった方に、本当に感謝です。