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. 7月9日(日) 猛ダッシュで行くぞ
こんにちはー
なんだかんだと、相方の疲労度が増しており、
花さんぽ出来ておりませんでした。
とても面倒な仕事で、頭も疲れるのだろう。
私は暑さに耐えながら、もやもやしておる中、
情報が飛び込んできました。
先月に見れなかったお花が開花したようだと!
善は急げとばかりに、急遽日帰り花さんぽとしました。
相方のスケジュールが空いているのは今日しかない。
天候は雨模様です。
今回も情報を頂きましたので、無理なく歩けそうです。
さて現地に到着すると... 咲いていましたあー
これぞ見たかった、コケイランモドキです。
(学名:Oreorchis coreana Finet)
名前がちょっと気に入らないが、とっても可愛らしい姿に見える。
赤ちゃんウズラみたいだな。
よし! 私はウズラ―と呼ぼう。
花をじっくり観察し始めて(当然コケイランとの違いを意識して)、
すぐに気づいたことがありました。
それは萼片や唇弁の形状などではなく(当然それらはコケイランと異なる)、
「なんだコレ?」とすぐに違和感を感じた部分があったのです。
違和感を感じた部分は、コケイランモドキの大きな特徴のように思えます。
気づいた点については、手持ちの文献には記載されていませんでした。
またGoogleで「コケイランモドキ」で検索してヒットした
上位十数件のサイトでも、述べられていませんでした(なぜ?)。
中には、本種とコケイランの写真を並べて比較しているような
サイトもありましたが、このことについて触れられていませんでした。
気づいた点は、
「2個の側花弁が近接し背萼片と重なり合うようになっている」でした。
2個の側萼片は近接し、一部は背萼片と重なり合って、
まるで蕊柱の傘のようになっています。
唇弁の側裂片も立ち上がり、あたかも左右から蕊柱を
ガードしているかのようです。
側萼片が短く先端が丸みを帯びているとか、
唇弁が短い などなどの細かな特徴を確認する前に、
まず気づいた特徴でした。
花を上から見ても、側花弁があまり離れず、背萼片と
重なり合うようになっていることがわかります。
コケイランの花も開花直後はこのような傾向がありますが、
十分に開花したコケイランの花の側花弁は、お互いに大きく離れます。
ご参考まで、コケイランの花を下に載せました。
葉もとてもしっかりして、大きい。
葉は花期にあることは稀だそうですが、この個体には
黄色く変色した古い葉と、新しい緑色の葉がありました。
嬉しい\(^o^)/ やっとこの花を見ることが出来ましたあ!
もう一株を探してみる・・
あー見つかりました。
これはおチビちゃんでした。
天気が良ければもっと探ってみたいところだけれど、
増水や落雷の危険があるので、
奥まで行かないようにと言われていましたし、
天候も更に怪しくなってきたので、退散とします。
とてもフレッシュな情報のお陰で、
コケイランモドキを見ることが出来ました。
T様、M子様、ありがとうございました。
感謝申し上げます。
帰路の途中で、TVドラマ「絶飯ロード」で紹介されたお店で
遅いランチにした。
うーわあー、メニューの数が半端ない!
かつてはたくさんあった、いわゆるドライブインに懐かしさを感じる。
しかし古いながらも店内は清潔に保たれているよ。
サバ煮がうまあーい☆
醤油味の甘辛で、好みの味付けだ。
思わずテイクアウトも2つ、追加注文してしまった。
ご飯はイマイチでしたが、メンチカツも手作りのようで無難に食べられる。
なんせお安いのは、庶民には嬉しいね。
気取らない、こんなお店も好きだわ。
ドラマを観たと言ったら、ウーロン茶をくれましたあ。
見たかったお花に逢えて大満足です。
とても新鮮な情報を下さったT様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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中村巌 (金曜日, 28 6月 2024 06:02)
素晴らしいブログですね。
一つの花を見るためにその場所まで行って、しっかり実物を観察する。
本当に好きでなければできない動きだなあと感心させられました。
写真もしっかりしていて分かりやすいです。今回はエチゴトラノオを調べていてこのサイトに来ました。分かりやすかったです。ありがとうございました。
私は時々、花を検索させてもらっています。これからもよろしくお願いします。