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. 3月17日(日)   アイドルは流された!

 

ハナネコちゃんの季節だなと出かけてみました。
ぽかぽか陽気になったので、
人気のお山は人がわさわさと溢れている~
山とは無関係の外国のタイヤ会社は、余計なことをしたもんだあ。

勝手に三ツ星なんぞくれたお陰で、世界一登山者が多い山になってしまった。

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一昨年に相方が見つけたシロバナヤマルリソウの開花は、まだ先のようです。

ニリンソウが咲き始め、コチャルメルソウは元気に

立ち上がって咲いています。

 

シロバナヤマルリソウ (白花山瑠璃草) ムラサキ科 ルリソウ属  花はまだ...かな?
シロバナヤマルリソウ (白花山瑠璃草) ムラサキ科 ルリソウ属  花はまだ...かな?
シロバナヤマルリソウ  しっかりツボミをつけていました。 開花まであと10日? 2週間?
シロバナヤマルリソウ  しっかりツボミをつけていました。 開花まであと10日? 2週間?

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ニリンソウの小径もまだこんな状態
ニリンソウの小径もまだこんな状態
それでも気の早い花が何輪か咲きだしていた。 今年もミドリニリンソウが咲くかな?
それでも気の早い花が何輪か咲きだしていた。 今年もミドリニリンソウが咲くかな?
ニリンソウ (二輪草) キンポウゲ科 イチリンソウ属
ニリンソウ (二輪草) キンポウゲ科 イチリンソウ属
ニリンソウ  開花した直後なためか、萼片がシワシワになっていた
ニリンソウ  開花した直後なためか、萼片がシワシワになっていた

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コチャルメルソウはたくさん咲きだしていた。 沢沿いの湿った場所に生えます。
コチャルメルソウはたくさん咲きだしていた。 沢沿いの湿った場所に生えます。
コチャルメルソウ (小哨吶草) ユキノシタ科 チャルメルソウ属
コチャルメルソウ (小哨吶草) ユキノシタ科 チャルメルソウ属

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ヨツシベヤマネコノメヨゴレネコノメも咲き出しましたよ。

もう少しするとスミレの仲間もわんさか咲いて、

山が賑やかになってきますね。

 

ヤマネコノメソウとよく似たヨツシベヤマネコノメも咲きだしていた
ヤマネコノメソウとよく似たヨツシベヤマネコノメも咲きだしていた
雄しべが4個のヨツシベヤマネコノメは、ヤマネコノメソウ(雄しべ8個)の品種。区別しない考えも。
雄しべが4個のヨツシベヤマネコノメは、ヤマネコノメソウ(雄しべ8個)の品種。区別しない考えも。

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ヨゴレネコノメ (汚れ猫の目) ユキノシタ科 ネコノメソウ属  渋い色合いのネコノメソウの仲間
ヨゴレネコノメ (汚れ猫の目) ユキノシタ科 ネコノメソウ属  渋い色合いのネコノメソウの仲間
ヨゴレネコノメの薄い黄色い部分は、苞葉です
ヨゴレネコノメの薄い黄色い部分は、苞葉です

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ユリワサビはたくさん咲いて・・

アオイスミレが顔を出しています。

アズマイチゲキクザキイチゲも咲きだしました。

ここでは両種が見られるのです。

しかし、踏み荒らしのせいで数を減らしているのが気がかりです。

入り込まないようにロープを張っていますが、

私は年々減っているようにしか思えない。

 

ユリワサビ (百合山葵) アブラナ科 ワサビ属  この株は高さ10cmほど。
ユリワサビ (百合山葵) アブラナ科 ワサビ属  この株は高さ10cmほど。

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アオイスミレ (葵菫) スミレ科 スミレ属
アオイスミレ (葵菫) スミレ科 スミレ属

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アズマイチゲ (東一華) キンポウゲ科 イチリンソウ属 花糸の基部が帯紫色
アズマイチゲ (東一華) キンポウゲ科 イチリンソウ属 花糸の基部が帯紫色

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キクザキイチゲ (菊咲一華) キンポウゲ科 イチリンソウ属 葉が切れ込む
キクザキイチゲ (菊咲一華) キンポウゲ科 イチリンソウ属 葉が切れ込む

 

山に訪れる人の意識を変えないとダメなんじゃないかな。

咲いてくれたお花には、登録票がつけられていました。

「盗掘禁止」と書いてありますが、こんなのイタチごっこ。

捕ろうという人はどんな手段でも持っていくのだからー

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ハナネコちゃんには、また人が群がっているんだろうなあと向かうと・・

あれれ~人が群れてるけど... その場所だけ???

あれっ、なんだか様子が変だ!

 

相方が愕然とした表情で言った。「無くなってるじゃないか...!!」

なんと、わんさかと咲いていた場所が、跡形もなくなっていた!!

 

ハナネコノメが一番群れて咲いていた場所がこの有り様に。 目を疑うとはこのことだ! 面影さえない!
ハナネコノメが一番群れて咲いていた場所がこの有り様に。 目を疑うとはこのことだ! 面影さえない!

 

あまりの変わりように、ここを訪れたことがある方でも

上の写真を見ても何がどうなったのか、わからないかも知れない。

何度もここを訪れてハナネコノメを愛でた人々には、

かなりショックな事だと思います。

 

右の小規模な群生に人が集まっている。 画面中央から左にあった最大の群生は、完全に消失した。
右の小規模な群生に人が集まっている。 画面中央から左にあった最大の群生は、完全に消失した。
これは2017年4月の同じ場所(撮影の角度は異なる)。ハナネコノメがびっしりと群生していました。
これは2017年4月の同じ場所(撮影の角度は異なる)。ハナネコノメがびっしりと群生していました。

 

近くにいた方に訪ねたところ、昨年(2018年)の

台風の大水で、削られて消失してしまったとのことです。 

自然の力には勝てませんが... 非常に残念無念😢

みんなのアイドルのハナネコノメは、流されました。

わずかに残された塊を皆さん必死に撮影しています。

 

もう落胆どころじゃありません。

なんだか悲しくなっちゃって、撮影に気力がなくなってしまいました。

 

苦労せずとも見られたハナネコノメちゃん。

ここに何度見に来たことでしょう。

もうびっしりと咲きほこる姿は見られなくなりました。

私たちが生きているうちに、以前の姿への復活は望めないでしょう。

 

周辺の小規模な群生は、大水の難を免れ、元気に花を咲かせていた
周辺の小規模な群生は、大水の難を免れ、元気に花を咲かせていた
ハナネコノメ (花猫の目) ユキノシタ科 ネコノメソウ属
ハナネコノメ (花猫の目) ユキノシタ科 ネコノメソウ属
姿勢を低くして顔を近づけないと、ハナネコノメの花の魅力はわからない
姿勢を低くして顔を近づけないと、ハナネコノメの花の魅力はわからない
暗紅色の葯が白い萼に映えます。 花粉は黄色(シロバナネコノメソウの花粉は白色)
暗紅色の葯が白い萼に映えます。 花粉は黄色(シロバナネコノメソウの花粉は白色)
ハナネコちゃんは何度見てもかわいいね
ハナネコちゃんは何度見てもかわいいね
ハナネコノメ これから開花するツボミもまたかわいい。
これから開花するツボミもまたかわいい。

 

大ショックのまま車を止めた場所まで戻る途中で、

レンジャーの方々が植物調査をしておりました。

念の為もう一度ハナネコノメのことを尋ねると、

やはり昨年の台風で土砂崩れが発生して流されたと。

他の地点にも咲きますよと言ってくれましたが・・

自然の猛威には勝てないってことだね。