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. 4月25日(土)     ご近所通信

 

新型コロナウイルスの蔓延が悪化する日々・・

都内を出ることも出来なくなった。

花さんぽ最盛期になってきたというのになあ。

 

これも仕方ない、感染の恐れもある中、

医療従事者の方々や、運送や店頭販売のお仕事の方も

疲労困憊の中、頑張っていただいている。

出来ることを成し遂げるまでだ。

 

公園なども気軽には行けなくなった。

家から車で5分の、人が少ないご近所の緑地なら安全だろう。

マスク着用はもちろん、人とは接近しない。

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キンランがにょきにょきと咲きだした。

今年はやや少なめな感じだな。

朝晩は冷えるので、キンランもゆっくりと

成長している気がするな。

 

キンランが揃って咲き出していた
キンランが揃って咲き出していた
キンラン (金蘭) ラン科 キンラン属  2020.04.25 東京都
キンラン (金蘭) ラン科 キンラン属  2020.04.25 東京都
キンラン  見頃は、あと数日後か
キンラン  見頃は、あと数日後か

 

クゲヌマランは、今年は5株発見した。

毎年出ていた場所は消えてしまったのが残念でたまらないが、

新たな場所へ進出を果たしてくれたのは嬉しい。

 

クゲヌマラン (鵠沼蘭) ラン科 キンラン属  開花して間もない感じ
クゲヌマラン (鵠沼蘭) ラン科 キンラン属  開花して間もない感じ
クゲヌマランの花には、ギンランのように突き出した距がない
クゲヌマランの花には、ギンランのように突き出した距がない

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ギンランも、数は少ないが咲いていた。

ちっこいフデリンドウはやけに白っぽい。

 

ギンラン (銀蘭) ラン科 キンラン属  右上の花に特徴的な距が見える
ギンラン (銀蘭) ラン科 キンラン属  右上の花に特徴的な距が見える

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フデリンドウ (筆竜胆) リンドウ科 リンドウ属  花はまだひとつ
フデリンドウ (筆竜胆) リンドウ科 リンドウ属  花はまだひとつ
フデリンドウ 上と同じ花。 副花冠の切れ込みが深いように思える
上と同じ花。 副花冠の切れ込みが深いように思える
色白さんに見えたフデリンドウ。 写真だとそうでもなかったか
色白さんに見えたフデリンドウ。 写真だとそうでもなかったか

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なんと今年はアルビノキンランがにょーっと遠くに見えた。

接近できないのだけど、どうやら花が咲きそうだぞ~

 

     追記:アルビノキンランではなかった! こちらへ>>

 

アルビノキンラン(キンランのアルビノ突然変異体)...ではなかった!
アルビノキンラン(キンランのアルビノ突然変異体)...ではなかった!

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コバノタツナミも咲きそうになっていました。

 

コバノタツナミ  まだ蕾
コバノタツナミ  まだ蕾

 

お出かけしていろんな花を楽しみたいのに、叶いません・・

 

岡江久美子さんもコロナの犠牲に。

まだ63歳だというのに、短時間で容態が急変してしまったとは、

コロナというのは恐ろし過ぎる。

自分も安心できる年齢ではないので、感染はしたくない。

みなさん本当に警戒して日々お気を付けください。

 

『自然を相手にしている山屋には「待つ力」があるはず』

そう言った野口健さんの言葉を受け止めて、

私は待つぞ~~(山屋じゃないけど)。

 

コメント: 4 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    さきくさ (水曜日, 29 4月 2020)

    ご無沙汰しています。「さきくさ」です。
    せっかく花の季節になったのに、コロナ騒動で遠出ができませんね・・・。
    私も自分の県内でちんまりと花散策をしています。
    おかげで随分と地元の(しかも自転車で行ける範囲内の山がメイン)山の植物に詳しくなりました。
    今まで近すぎて行かなかった山ですが、ビックリするほどの植生があることに驚いています。ある意味怪我の功名かもしれませんね。
    大量のエビネ、黄エビネがそろそろ見頃を迎えます。
    まだ花の時期は先ですが、夏エビネ、アケボノシュスラン、ツユクサシュスラン、更にはハツシマランの開花も今から楽しみです。
    今年は遠出が無理そうなので、近場の山を満喫しようと思っています。
    先日は花ではないけれど、ヤマドリの巣(卵5個付き)も観察出来ました。これも相当珍しいらしいです。

    お互い体調に気をつけて、花を楽しみましょうね!

  • #2

    Hiro (木曜日, 30 4月 2020 00:41)

    さきくささん
    お元気でしたか?コメントありがとうございます。
    こんな事態になって、花さんぽも近所のみになっています。
    雑木林の遊歩道くらいなもので、身近な花で楽しむしかありません。
    さきくささんは環境の良い地域にお住まいで羨ましいです。
    キエビネなんて見たこともないし、ツユクサシュスラン・ハツシマランも見てみたーい!!
    ツユクサシュスランは本当に葉が長いですね、シュスランとカゲロウランにミックスのような色合いが、何とも素敵なランなんですねー
    シュスラン属は特に好きなランです。いいなあ~
    これから近くの山で新たな発見もあれば、楽しみも増えますね。
    私たちが見ていないお花ご紹介ください。
    ヤマドリの巣も見つけたのですかー珍しいことだなんてとても幸運でしたね☆
    散策したご褒美だったのではないでしょうか。
    どうか感染などせぬように、お気を付けてお過ごしください。

  • #3

    花好きhi (水曜日, 05 8月 2020 19:02)

    ご近所通信ありがとうございます。花好きhiです。近くの緑地に金襴が咲いている環境、うらやましいです。ギンランは真っ白い姿が神のようです。美しいからって盗掘は絶対にしてはいけないのですよね。クゲヌマランも見てみたいです。いつかあえるかな。
    家の近くのギンランなんですけど、写真だと距が確認できないので、クゲヌマランなのかなー来年改めてじっくり観察しようと思います。
    新型コロナウィルス気をつけて。これからもよろしくお願いします。

  • #4

    Hiro (木曜日, 06 8月 2020 16:39)

    花好きhiさん
    クゲヌマランはギンランよりも先に咲きだします。
    また花はあっという間に茶色くなってしまいます。
    花の付き具合もギンランと異なりますので、
    距と共によく確認して見てください。