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 5月18日(日)     探し物 完結編

 

2週間前の探し物・・・

見つからなかったことが悔やまれたあー

「咲いていましたよ」とのご報告を受けましたので、

再度探しに行くことにしました。

もう見つからなければ山梨に行く決心もつけていました。

そう遠くないお山ですから、

ここに自生する花をどうしても見たかったのです。

 

いつものようにフーフーしながら登ります。

今日は日差しも強いので少々きついわー

Kenは自分が見つけたエビネが気になるようなので、

エビネコースに向かった。

私は探し物を早く発見したいので先を進んだ。

 

さー今日こそはと目標に向かう。

蕾だったヤマシャクヤクはすでに終わっていました。

 

 ヤマシャクヤクは果実になっていた
 ヤマシャクヤクは果実になっていた

 

どこだどこだと、うろうろじっくり・・

おかしいなあー見つからんわ~

2、30分はうろついたろうか、

まただめなのか~っ と木に手を付いて寄りかかり、

がっくりしかけたら・・・

「ここよ」あっ足元にぃー!

あ~れえ~ここだったざんすかーー!!

何度もうろついたすぐそばでした。

 

スズムシソウ (鈴虫草) ラン科 クモキリソウ属
 スズムシソウ (鈴虫草) ラン科 クモキリソウ属

 

うわーこれは美しいスズムシソウです☆

スズムシの羽のようだからというけど・・

スズムシより断然綺麗だよー

写真よりも実物のほうがもっともっと美しいです。

 

スズムシソウ
 スズムシソウ

 

舌弁が透き通っているのよー

花柄の紅紫色も特徴的で美しいのだ。

造形も素晴らしいし、

見ているとこのスズムシソウの魅力に引き込まれる。

色合いや華やかさといった美しさとは違った美しさが

スズムシソウから放たれている!

感動的な美しさを味わったのは久しぶりかもー

 

スズムシソウ   側萼片が唇弁の上から透けて見える! 側花弁は糸状
 側萼片が唇弁の上から透けて見える! 側花弁は糸状
スズムシソウ   唇弁が展開される前は、縦方向に筒状になっていた(上の花)
 唇弁が展開される前は、縦方向に筒状になっていた(上の花)

 

まだ不慣れなカメラ操作で頑張ってみる。

相変わらず厳しい口調の相方に・・

気にせず自分なりの撮影を試みたよ。

(Hiroさん怒らずに偉いねと自分で心で褒めてあげた)

 

スズムシソウ

 

途中、仙人のようなこの山に詳しそうなおじいさんがやってきた。

毎年見に来ているそうだー

昔はキエビネもあったそうですよ。

 

念願の探し物は見つかりましたあー

やったね~目標達成です!

 

帰りはKenのエビネを見ながら戻ることに。

2週間前は「今年は咲かないんじゃないの?」って言ってましたが・・

とんでもないです!

12株も咲き揃っていましたよ~~

 

エビネ  初めて見つけた数年前より株が増えて、葉も立派になっていた!
 エビネ  初めて見つけた数年前より株が増えて、葉も立派になっていた!

 

探しまくって、ようやく自分で見つけて、観察しつづけて・・・

今まで早過ぎたり遅過ぎたりで、きれいな花が見れませんでした。

やっと開花を見ることが出来ました。

 

エビネ
 エビネ

 

よかったねえー

ずっとここに咲いていてくださいね。

 

エビネ
 エビネ

 

オウギカズラもようやく開花してくれていましたあー

エレガントな姿と薄い白に紫が美しい。

ここでしか見たことがありません。

なかなか咲ける条件が厳しいのかな。

 

オウギカズラ (扇葛) シソ科
 オウギカズラ (扇葛) シソ科
オウギカズラ
 オウギカズラ

 

植物の種類は豊かな山ですが、それぞれの数は少なく、

わずかな数の花が精一杯咲いています。

多くの人で楽しんで、大事に見守り後世に残していきましょうー

 

♪探し物はなんですかあ~ 見つけにくいスズムシソウでしたあ~

 

A先生、Pさんに心より感謝致します。

ありがとうございました。

 

 

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  2014年5月31日 ここにもいたんだね

 

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