ホザキイチヨウラン

  

穂咲一葉蘭 ラン科 ヤチラン属

Malaxis monophyllos (L.) Sw.

ホザキイチヨウラン (穂咲一葉蘭) ラン科 ヤチラン属 2010.07.10 長野県伊那市
ホザキイチヨウラン (穂咲一葉蘭) ラン科 ヤチラン属 2010.07.10 長野県伊那市

 

ホザキイチヨウランはもちろん、ヤチラン属としても初めて見ることができました。 図鑑(山に咲く花)やネットの多くのサイトで「ホザキイチヨウラン属」となっていましたが、学名のMalaxisは「ヤチラン属」を指すようなのと、花の大先輩のMさんのサイトでヤチラン属とされていたので、それに従いました。

 

ホザキイチヨウラン

 

 似たような写真ですが、もう1枚。 高さは20〜25cmほど

でした。 今回見ることができたものは名の通り「一葉」

でしたが、状態が良ければ2枚の葉をつけることもあるそうです。

 

ホザキイチヨウラン

 

 淡緑色の直径2〜3mmの小さな花をたくさんつけます。

とても小さいのでルーペを使わないと細かい部分が見えません。

(老眼が始まったせいもあるかも知れません 。)

 

ホザキイチヨウラン

 

 多くのランの花は花柄子房が180度ねじれて唇弁が下向きになっていますが、本種は唇弁が上を向いているのが特徴の一つです。 しかしただ唇弁が上向きになっているのではないのです。

 

 花柄子房が180度ねじれずに唇弁が上向きになっているのではなく、なんと360度ねじれて唇弁が上になっているのです。 なぜこうなったのでしょうね? 本サイトに今あるランの中では...トラちゃん(トラキチラン)が唇弁を上向きにつけますが、トラちゃんの花柄はねじれがない「ストレート・タイプ」です。

 

 「ねじれ国会」という言葉を日に何度も聞く昨今ですが、ランの花がねじれなかったり、180度ねじれたり、はたまた360度ねじれてしまったりするのはなぜなのか? なんてことに思いを巡らせるのも一興かもしれません...

 

ホザキイチヨウラン

 

ホザキイチヨウラン

 

温帯の針葉樹林やブナ林内に生える多年草。 葉はやや艶があり普通は1枚葉で、広卵形で長さ約4〜8cm、基部は葉鞘となって茎を抱く。 花茎は高さ15〜30cmで、淡緑色の小さい花を多数、密な総状につける。 萼片、側花弁は線形で長さ約2.5mm。 唇弁は広卵形で先は細くとがる。

 

2011.02.01 掲載

 

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  2021年8月8日 お花を求めて

 

 

コメント: 2 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    薫る風 (金曜日, 28 8月 2015 11:29)

    初めまして。
    伊那市とあったのでびっくりしました。
    でも、今年夏、三伏峠で山ともさんが写してきたランが、調べたらホザキイチヨウランだったので、境を接する伊那市の山中にも生きていると思ったら嬉しくなりました。
    ありがとうございました。

  • #2

    HiroKen (金曜日, 28 8月 2015 20:50)

    薫る風さん、いらっしゃいませ。
    コメントをありがとうございます。
    初めてホザキイチヨウランを見つけたときの感動が蘇りました。
    伊那市はとても良い所ですね。その後も何度か足を運ばせていただきました。