HOME  Dairy-Hiroダス  Dairy-Hiroダス2022      ◀ 前へ  下へ▼  次へ ▶

 

. 3月27日(日)     花見の季節

 

桜が開花して、お花見見物もにぎわっているようだ。

こちらは気になるパン屋さん巡りをしながら、

お山の麓で、花さんぽとしよう♪

 

キクザキイチゲアズマイチゲの数はグーンと減ってしまったが

開花していました。

行けばすぐに目に着くほどあったのに、どうしてこうなるかねえ。

ユリワサビは数が多くいくらでも目に付く。

 

キクザキイチゲは数を減らしている
キクザキイチゲは数を減らしている
アズマイチゲ(後ろ姿)は更に数が少ない
アズマイチゲ(後ろ姿)は更に数が少ない

.

ヨゴレネコノメは元気にたくさん咲いていた。

ニリンソウヨツシベヤマネコノメソウも咲き出した。

 

ヨゴレネコノメ (汚れ猫の目) ユキノシタ科 ネコノメソウ属 日本固有種
ヨゴレネコノメ (汚れ猫の目) ユキノシタ科 ネコノメソウ属 日本固有種

.

ニリンソウ (二輪草) åçキンポウゲ科 チリンソウ属
ニリンソウ (二輪草) åçキンポウゲ科 チリンソウ属
萼片が9個のニリンソウ
萼片が9個のニリンソウ

.

ヨツシベヤマネコノメ (四蕊山猫の目) ユキノシタ科 ネコノメソウ属 雄しべは4個で萼より短く葯は黄色
ヨツシベヤマネコノメ (四蕊山猫の目) ユキノシタ科 ネコノメソウ属 雄しべは4個で萼より短く葯は黄色

 

昨年も大水で川の氾濫が起こったようで、川端は崩れていたり、

水の勢いで削られてしまったりと荒れた状態だ。

下の写真は、2年以上ここを訪れていない人には

地形が変わりすぎて、どこだかわからないだろう。

右岸の茶色い土砂が堆積しているあたりに、かつては

大人気の花が岩の上に見事に群れていた。

 

大水で地形が変わってしまっていた。 中央の盛り上がった部分はかつてはなかった
大水で地形が変わってしまっていた。 中央の盛り上がった部分はかつてはなかった

.

アオイスミレも少なくなったなあ~

他のスミレにはまだ早いようだ。

やっと数株開花したナガバノスミレサイシンがお目見え。

 

アオイスミレ (葵菫) スミレ科 スミレ属
アオイスミレ (葵菫) スミレ科 スミレ属
ナガバノスミレサイシン
ナガバノスミレサイシン

ナガバノスミレサイシン (長葉の菫細辛) スミレ科 スミレ属
ナガバノスミレサイシン (長葉の菫細辛) スミレ科 スミレ属

.

コチャルメルソウは元気に立ち上がって咲いていたけれど、

やはり以前より数が減ってしまった。

エンレイソウハシリドコロも開花。

 

コチャルメルソウ (小哨吶草) ユキノシタ科 チャルメルソウ属  日本固有種
コチャルメルソウ (小哨吶草) ユキノシタ科 チャルメルソウ属  日本固有種
コチャルメルソウの花  満開の一歩手前くらい
コチャルメルソウの花  満開の一歩手前くらい

.

エンレイソウ (延齢草) シュロソウ科
エンレイソウ (延齢草) シュロソウ科

.

以前相方が見つけたシロバナヤマルリソウは何とか無事なようで、

今年も花を見せてくれそうだ。

 

ヤマルリソウの株。 花はしばらく先だろう。 この株は白花だろうか?
ヤマルリソウの株。 花はしばらく先だろう。 この株は白花だろうか?

.

ハナネコノメのかつての自生地は消滅したので、

びっしりと花を付けた楽園のような様は、もう見ることが出来ない。

 

離れた場所で、ぽっつと生き残りが開花していた。

葯も取れてるし、遅いのだけれど・・

こんなに少なくなってしまうとはねえ。

悲しくなってしまった。

 

ハナネコノメ (花猫の目) ユキノシタ科 ネコノメソウ属
ハナネコノメ (花猫の目) ユキノシタ科 ネコノメソウ属
まだ葯を残しているハナネコノメがあった。 花粉は黄色
まだ葯を残しているハナネコノメがあった。 花粉は黄色

 

なんだか、しんみり花さんぽになってしまいましたわ。

また春の花を探しに出かけましょ💛