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. 4月29日〜5月1日  越後ブルーは今(後編)

前編からのつづき

 

翌日は快晴! 以前から気になっていた地域に向かう。

もう花は終わってしまったが、オオミスミソウに逢えるポイントだ。

道すがら、花がいそうな場所に立ち寄る。

コシノチャルメルソウがいっぱい咲いていた。

謎のネコノメソウの仲間も。

 

コシノチャルメルソウ (越の哨吶草) ユキノシタ科 チャルメルソウ属  沢沿いや湿った場所を好む
コシノチャルメルソウ (越の哨吶草) ユキノシタ科 チャルメルソウ属  沢沿いや湿った場所を好む
コシノチャルメルソウは大型で、花数も多く、40個前後つく
コシノチャルメルソウは大型で、花数も多く、40個前後つく
コシノチャルメルソウの花は、アンテナのような不思議な形の花弁が印象的
コシノチャルメルソウの花は、アンテナのような不思議な形の花弁が印象的

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正体不明のネコノメソウ 果実期と思うが、なんだろう? 茎葉を見てますますわからなくなった
正体不明のネコノメソウ 果実期と思うが、なんだろう? 茎葉を見てますますわからなくなった
ネコノメソウの識別には茎葉の生え方も重要なのだが・・ 下は拡大写真
ネコノメソウの識別には茎葉の生え方も重要なのだが・・ 下は拡大写真
不明のネコノメソウ 茎葉が対生していたり互生していたりで、よくわからない
茎葉が対生していたり互生していたりで、よくわからない

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ムラサキケマンニョイスミレエンレイソウ

やけににょきにょきと背の高い、オオイヌノフグリ(帰化植物)

新潟に来ると目にするノハラムラサキ(帰化植物)など。

 

ムラサキケマン (紫華鬘) ケシ科 キケマン属  新潟のものは関東より色が濃く思える
ムラサキケマン (紫華鬘) ケシ科 キケマン属  新潟のものは関東より色が濃く思える
ムラサキケマン 色は濃いが大型にはならないようだ
ムラサキケマン 色は濃いが大型にはならないようだ

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ニョイスミレ (如意菫) スミレ科 スミレ属
ニョイスミレ (如意菫) スミレ科 スミレ属
エンレイソウ (延齢草) シュロソウ科 エンレイソウ属
エンレイソウ (延齢草) シュロソウ科

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やたらと長身なオオイヌノフグリ(帰化植物)
やたらと長身なオオイヌノフグリ(帰化植物)
ノハラムラサキ(帰化植物)
ノハラムラサキ(帰化植物)

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目的の地に着いた。

植えたようなミズバショウとオオカワヂシャが出迎えてくれた。

(カワヂシャかと思ったら帰化植物のオオカワヂシャでガッカリ)

ウマノアシガタがわんさか咲いている。

 

ウマノアシガタ (馬の脚形) キンポウゲ科 キンポウゲ属  多重咲きは見つからなかった
ウマノアシガタ (馬の脚形) キンポウゲ科 キンポウゲ属  多重咲きは見つからなかった

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登山口らしきものが見つからない・・

うろうろしていたら、この地の花の保護をしている方が声をかけてくれた。

ハイキングコースについて、丁寧に説明してくれた。

 

オオミスミソウは、以前、地元の方が盗掘して販売などしていたらしい。

何とも悲しいことだよ!

ここだから咲くのに、地域の宝だろうよ!!

 

ここには植栽したものはないという。

草刈りや手入れだけはして、回復させているそうだ。

良い方と出会えたので、散策してみることに。

 

次々とオオミスミソウの葉が見つかった。

中には、巨大な葉もありました。

今年もたくさんの方が訪れたことでしょう。

今はひっそりと・・

 

オオミスミソウの葉  このような株が大小含めてたくさん見つかった。
オオミスミソウの葉  このような株が大小含めてたくさん見つかった。
やはりオオミスミソウは葉も大きい。 これよりもっと巨大と思われる葉もあった
やはりオオミスミソウは葉も大きい。 これよりもっと巨大と思われる葉もあった

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コシノカンアオイもあちこちに咲いていました。

中には巨大な葉を持つものも。

 

qコシノカンアオイ (越の寒葵) ウマノスズクサ科 カンアオイ属
コシノカンアオイ (越の寒葵) ウマノスズクサ科 カンアオイ属
立派な大きさのコシノカンアオイの葉(上の花とは別の株)
立派な大きさのコシノカンアオイの葉(上の花とは別の株)

 

お山は新緑に包まれ気持ちがいい。

キクバオウレンは実になっていた。

いつかまた訪れたいと思います。

このお山を大切にされている、地元の方々に感謝。

 

本日の宿泊地に向かいます。

ちょいとお腹もすいたのでランチにします。

「角さんの台所」というお店に・・

カレーと「のっぺ汁」(単品小盛り)を頼んでみた。

 

カレーライスに、のっぺ汁をつけてみた
カレーライスに、のっぺ汁をつけてみた
相方注文のカツカレー。お米がとてもおいしい
相方注文のカツカレー。お米がとてもおいしい

 

のっぺ汁が優しいお味で、上品な美味しさだあ。

とろんと片栗粉でとろみをつけてあるのでいい感じだ。

角栄さんも、地元の郷土料理を愛していたんだそう。

 

カレーも家庭のカレーみたいで好みです。

お米はここのが、魚沼より美味しかったわ。

 

しかしアイスコーヒーは、小さなグラスに氷がいっぱい、

しかもなんと、薄〜いインスタントコーヒーだ!

これはダメじゃん! 330円もするのにさあ~

業務用でいいから、もう少しまともなの出してえ~

 

 

海岸のすぐ近くの宿に到着。

相方は早々とお風呂に浸かる。

日本海を眺めながら体を休めました。

 

夕飯は歩いて行けるお寿司屋さんを予約していたので向かいます。

普段は外寿司といったら、回転寿司しか行きませんがな。

相方が海鮮好きなので、今夜は奮発してみた。

穴子の笹焼き・卵焼き・活アワビのバター焼き・のどぐろ塩焼き・巻物など

 

相方は生ビール、私はレモンサワーで乾杯!
相方は生ビール、私はレモンサワーで乾杯!
お店の名前を冠した卵焼き。美味しかった
お店の名前を冠した卵焼き。美味しかった

生ウニの軍艦巻き 期待したほどでは・・(相方)
生ウニの軍艦巻き 期待したほどでは・・(相方)
穴子の笹焼き ほわほわ柔らかく美味しかった
穴子の笹焼き ほわほわ柔らかく美味しかった

山かけ 普通に美味しかった
山かけ 普通に美味しかった
ノドグロの塩焼き。 美味しかったけど、半身
ノドグロの塩焼き。 美味しかったけど、半身

活アワビのバター焼き。 メニューにはない
活アワビのバター焼き。 メニューにはない
イクラとゲソの巻物 特にゲソが美味しかった
イクラとゲソの巻物 特にゲソが美味しかった

相方は日本酒を3種も飲んだ
相方は日本酒を3種も飲んだ
出汁も素晴らしく、甘海老も美味しい茶碗蒸し
出汁も素晴らしく、甘海老も美味しい茶碗蒸し

 

相方は日本酒をぐいぐい、酔っちゃって浮かれ気味だねえ。

呑気なものだ、わたしゃ財布の中身が足りるのかとハラハラ・・

美味しかったですよ、でもねえー、ちょっと高いわねえ(軽く4桁突破)。

お店は賑わっていたので、越後の人は、やはりお金持ちって確定だな。

 

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最終日は、海岸のお花を見て、

お魚を仕入れて帰ろうかと計画。

またしてもあいにくの雨です。さっみー!

海岸は風が強い、花はしおれてるわ。

まともな撮影ができない。

イソスミレアナマスミレハマハタザオが咲いておりました。

 

イソスミレ (磯菫) 別名 セナミスミレ スミレ科 スミレ属  降雨と寒風でこのような姿に
イソスミレ (磯菫) 別名 セナミスミレ スミレ科 スミレ属  降雨と寒風でこのような姿に

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アナマスミレ (アナマ菫) スミレ科 スミレ属  スミレの海岸型変種
アナマスミレ (アナマ菫) スミレ科 スミレ属  スミレの海岸型変種

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ハマハタザオ (浜旗竿) アブラナ科 ハタザオ属
ハマハタザオ (浜旗竿) アブラナ科 ハタザオ属

 

何度も来ている海岸だが、来るたびにゴミが増え、

砂浜の丘の傾斜が変わっている。

 

なんと相方が! 砂浜で愛機TG-6を落としてきてしまったようだあーー!!

大失態じゃないかあー🔥

帰宅してから気が付いたのが、何よりもショック😢

安いものじゃないからね。

本人はまだ打ちひしがれております。

 

 

以前一度立ち寄り、地魚・鮮魚を販売していた直売所に寄ったが、

これといって気になる魚もない・・どうしちゃったんだ。

千葉の鰺って~、新潟に来て買うか?

ノドグロは機械干しの干物しかないじゃん。

シケていたので入荷しないの?

あーだったらスーパー ウオロクに寄ればよかったな。

もうここには行きません。

 

帰り道は群馬で狙っているお店でランチと決め込んだけど、

ルートがずれるので、新潟で締めくくりましょうや。

そう三宝亭です☆

県民大好きな三宝亭さんが近くにあったので、

並んで待ちました。

五目うま煮めんと鶏白湯塩ラーメン、チャーハンに餃子。

 

五目うま煮めん
五目うま煮めん
鶏白湯塩ラーメンとチャーハン
鶏白湯塩ラーメンとチャーハン

 

チャーハンは鶏のスープが効いて、うまあ~

人気の訳がわかります。

混んでいても接客案内がスムーズ

お客様の状態をよく見ている。

スタッフの動きに無駄がない。

素晴らしい社員教育と会社の精神が伝わっている。

 

 

今回はエチゴルリソウの自生地の一部が消失するなど

残念なこともありましたが、

数年経過すると変わってしまうことも多々あるんですな。

ただ越後の春は美しいことに変わりはないので、

地元の皆さん頑張っていただきたいです。

 

 

帰りに夕飯作るのもめんどいので、

SAで「横川の釜飯」でも仕入れるか・・

なんと1200円もする~ げげげー

いつの間にこんな値段になったんだあ!

しかも、味がうっすーいし、のっかった食材の味付けもうっすー

鶏肉ちょびっとしかないー

なんじゃこれ、この値段に見合ってない!

もう2度と買わん! だるま弁当の方がいい。

益子焼の器の高騰なども影響あるんだろうが、

味がひどいもんだ。 相方はまずさで半分も食べられなかった。

子供のころ父に連れられて、横川まで食べに行った頃は

本当においしかったぞ。

おぎのやさん・・昔の味を保ちなさい!