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 8月2日(土)     夏休み in 霧ヶ峰(1)

 

毎年夏休みは相方がお盆前の週となるので、

私も合わせての短い夏休みです。

 

岐阜県の花友さんのBさんからのお誘いを受けまして、

今回は2泊3日で霧ヶ峰散策となりました。

 

はあ~夏休み当然ながらの渋滞にやれやれです~

待ち合わせ時間には到着できませんでした。

お待たせしてしまったBさんと初顔合わせです。

私たちよりもずっと先輩のBさんがコースプランを立ててくださり、

本日の花さんぽスタートです。

 

シューっと風切り音だけを残し、グライダーが飛んでいった  Bさん(左)とHiro
 シューっと風切り音だけを残し、グライダーが飛んでいった  Bさん(左)とHiro

 

下界は酷暑ですが、高原は爽やかに風がそよいでいます。

ニッコウキスゲは鹿の食害やササの湿原への侵入などによって

まばらに見かける程度です。

以前は見事に咲き乱れていたそうですね。

湿原の乾燥化・草地化が益々進んでいるように見えました。

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そんな中にも、ササに紛れて花たちが咲いていてくれました。

ハクサンフウロタカトウダイはまとまってたくさん咲いていは

いないものの、広い範囲で見ることができました。

 

ハクサンフウロ  草原を覆い尽くすササの中で必死に咲いているように見えた
 ハクサンフウロ  草原を覆い尽くすササの中で必死に咲いているように見えた
ハクサンフウロ (白山風露) フウロソウ科
 ハクサンフウロ (白山風露) フウロソウ科
タカトウダイ (高燈台) トウダイグサ科 トウダイグサ属
 タカトウダイ (高燈台) トウダイグサ科 トウダイグサ属

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バアソブも他の植物に絡んで咲いていました。

霧が峰では多く見られました。

 

バアソブ (婆蕎) キキョウ科 ツルニンジン属
 バアソブ (婆蕎) キキョウ科 ツルニンジン属
バアソブ  霧ヶ峰ではけっこうよく見られました
 バアソブ  霧ヶ峰ではけっこうよく見られました
バアソブ  ジイソブとの見分け方がよくわからない...
 バアソブ  ジイソブとの見分け方がよくわからない...

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ホタルサイコ コケオトギリ ヤマトラノオ クガイソウ

コウリンカ クルマバナ などにも出会えましたよ。

 

ホタルサイコ (蛍柴胡) セリ科 ミシマサイコ属
 ホタルサイコ (蛍柴胡) セリ科 ミシマサイコ属
ホタルサイコ  黄色い小さな花を蛍に見立てたそう
 ホタルサイコ  黄色い小さな花を蛍に見立てたそう
コケオトギリ (苔弟切) オトギリソウ科 オトギリソウ属
 コケオトギリ (苔弟切) オトギリソウ科 オトギリソウ属
コケオトギリ  名の通り小さい 高さは10cmほど
 コケオトギリ  名の通り小さい 高さは10cmほど
ヤマトラノオ (山虎の尾) オオバコ科  葉は対生 ヒメトラノオと似る
 ヤマトラノオ (山虎の尾) オオバコ科  葉は対生 ヒメトラノオと似る
クガイソウ (九蓋草) オオバコ科  4〜8個の葉が輪生します
 クガイソウ (九蓋草) オオバコ科  4〜8個の葉が輪生します
コウリンカ (紅輪花) キク科 数は少ないが広い範囲にいました
 コウリンカ (紅輪花) キク科 数は少ないが広い範囲にいました
クルマバナ (車花) シソ科 あちこちで見かけました。終盤。
 クルマバナ (車花) シソ科 あちこちで見かけました。終盤。

 

さっくり歩いたところでイタリアン料理に腕を振るう

Bさんのお料理でランチタイムです。

夏山に適した冷製のリゾット。

ハツシモという大粒で粘りのとても少ない品種のお米で

ぱらっと仕上げるために独自に練られたお料理です。

イタリア料理にかけるBさんの情熱が伝わります。

私たちのために仕込んでくれましたよ。

冷製用に仕込んださらっとしたクリーム仕立てでいただきました。

手作りの山ランチは嬉しいものでした。

 

Bさんお手製の冷製リゾット この風景のスパイスと共に
 Bさんお手製の冷製リゾット この風景のスパイスと共に

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お腹も膨れて再び歩きます。

暑さもなく気持ちよく歩けました。

その後の花はヤナギラントンボソウなどがちらほら。

エゾカワラナデシコは多数、キンバイソウエゾスズラン

1箇所づつ。

そしてホソバノキリンソウも見ることが出来ました。

 

ヤナギラン (柳蘭) アカバナ科  昔はもっとたくさんいたそうです。
 ヤナギラン (柳蘭) アカバナ科  昔はもっとたくさんいたそうです。
トンボソウ (蜻蛉草) ラン科 トンボソウ属
 トンボソウ (蜻蛉草) ラン科 トンボソウ属
 エゾカワラナデシコ (蝦夷河原撫子) ナデシコ科 ナデシコ属
 エゾカワラナデシコ (蝦夷河原撫子) ナデシコ科 ナデシコ属

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キンバイソウ (金梅草) キンポウゲ科 キンバイソウ属  ツンツン立っているが花弁です
 キンバイソウ (金梅草) キンポウゲ科 キンバイソウ属  ツンツン立っているが花弁です
エゾスズラン (蝦夷鈴蘭) 別名アオスズラン ラン科 カキラン属
 エゾスズラン (蝦夷鈴蘭) 別名アオスズラン ラン科 カキラン属
エゾスズラン  林下の薄暗い場所に数株いました
 エゾスズラン  林下の薄暗い場所に数株いました

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ホソバノキリンソウ (細葉の麒麟草) ベンケイソウ科 マンネンソウグサ属
ホソバノキリンソウ (細葉の麒麟草) ベンケイソウ科 マンネンソウグサ属
ホソバノキリンソウ 葉の先端から2/3ほどまで鋸歯があるのが特徴
 ホソバノキリンソウ 葉の先端から2/3ほどまで鋸歯があるのが特徴

 

ゴロゴロと雷の音が鳴り出しましたが雨に降られずに済みました。

新しい花の発見はありませんでしたが、

心地よい山歩きとなりました。

本日の花さんぽはこれでお開き。

 

Bさんはキャンプサイトに、私たちは少し離れたホテルに宿泊です。

さて夕食ですが、近隣にいくつかレストランもあるのですが

どこにしようかと悩みます。

なんせどこも少々お高いのです。

私も今晩はちょいと一杯は呑みたいので、

歩いて行ける近くの北欧料理店に向かうことに・・

しかし~思ったより遠かったので、相方がブーブー言い出します。

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ようやく北欧料理の店、ガムラスタンに到着。

ガムラスタン (Gamla stan) は「古い街」を意味するスウェー

デン・ストックホルムにある旧市街のことだそうです。

メニューを見て「ゲッ、高い!」 一番お安いコースで¥3750。

上は¥4830、¥6300と続きます。

初めてのお店なので、もちろん一番お安いコースを注文。

しかし、これがなかなか良いお店でした!

一品一品をしっかり仕込んだ、凝ったお料理が出されました。

 

ニシンのディルマリネ・マスタードソース
 ニシンのディルマリネ・マスタードソース

ニシンはスウェーデン産。 ディルはセリ科のハーブです。 ニシンは

あまり得意としませんが... マスタードソースとの組み合わせが絶妙で

おいしい! ペロリと食べてしまいました。

 

アボカドサラダと魚介類の盛り合わせ
 アボカドサラダと魚介類の盛り合わせ

これはとても楽しい一皿でした。 素材はほとんどすべてスウェーデンか

北欧産。 中央はシュークリームの皮に包まれたアボカドとエビのサラダ。

横にスウェーデン産甘エビ。 左上から反時計方向に2種類の豆の料理、

豚タン、イベリコ豚のサラミ、サーモンのパテ、シシャモの燻製、生のサ

バの燻製、火を通したサバの燻製。どれも手が込んだ味付けでとてもおい

しかったです。

 

自家製ライ麦パン
 自家製ライ麦パン

ここで登場した自家製ライ麦パン。 柔らかく、ライ麦の風味と酸味が

おいしい。 油脂はあまり使っていないようで、さっぱりした感じ、だ

からバターとよく合いました。 ちゃんと温めて出してくれましたよ。

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本日のスープは、根セロリの根菜スープ
 本日のスープは、根セロリの根菜スープ

見かけは地味なこのスープ、Kenが「プロフェッショナルのシェフの

仕事だ!」と一番感激していました。 根セロリはセリ科のセロリの

変種ですが、茎や葉ではなく肥大した根茎を食用とします。 だから

根菜スープなのですね。 今まで食したことのない味わいで、ぜひま

たいただきたいと思いました。

 

ホタテ貝のグラタン
 ホタテ貝のグラタン

魚介の出汁が利いたベシャメルソースと適量のチーズで、とてもおい

しくいただきました。 ただホタテは貝柱以外の部分は好きではない

ので、Kenに上げました。

 

サラダ
 サラダ

新鮮な野菜のサラダ。 さすがにこれは国産・地元食材でしょう。

ドレッシングの酸味が強く、酸っぱいものが苦手のKenは完食でき

ませんでした。

 

仔牛のヒレステーキ
 仔牛のヒレステーキ

メインディッシュです。 驚くほど柔らかくて味わい深く、2種類の

ソースも絶妙なお味で大満足でした。 魚料理(真鯛のポワレだった

かな?)も選べましたが、お肉気分だったのでこちらを選択。

 

シェフ特製デザート
 シェフ特製デザート

栗のクリームのロールケーキやカシス(だったかな?)のアイス、果物。

おいしかったです。 コーヒーか紅茶がつきます。

 

お店の雰囲気もよく、スタッフの方々も感じの良い接客です。

お腹も気分も大満足でした。 料理の内容からして、お高くない!

このお店はおススメできます。

 

ホテルへの帰路、真っ暗な山道を歩いていると・・

相方はどうも心臓のドキドキが収まらないと言っている。

明日は歩けるのかな〜と、ちょっと不安です~

 

翌日のレポートへ>>

 

 

コメント: 2 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    いにしえ人 (金曜日, 08 8月 2014 09:39)

    霧ヶ峰と言えば「ニッコウキスゲ」が真っ先に浮かんできますが、近年
    鹿害の影響は本当に無残な状態になってしまいましたね。
    私の住んでいる京都の「愛宕山」もクリンソウの大群落がここ3年位前
    から深刻な被害が出ています。
    さて、いつもながらの丹念なお花探しの姿勢に感服と尊敬の念を憶えます。
    せっかくなら花だけでなく、美味しいものを求めたい気持ちはやはり私も同
    じです(^o^)
    Bさんの冷製リゾットもなかなか美味しそうですね。そして、見るからに食欲を
    そそる「ガムラスタン」の北欧料理。イタリアンと思いましたが北欧料理とは
    珍しいですね。
    フルコースを頂きながらの本日の「花散歩」の感想に話はとめどなく楽しい
    ものになったことでしょう。

  • #2

    hanasanpo (金曜日, 08 8月 2014 20:46)

    いにしえ人さん
    いつもながら心に響くお言葉本当に嬉しいです。
    ありがとうございます!

    京都の愛宕山も鹿の食害でしょうか・・
    鹿も生きてゆくためなので、一概に責められませんが、
    増え続けているのもいかがなものか。
    色んな方の知恵を絞って解決策があればいいですね。

    特製の冷製リゾットをご馳走になり、
    下準備から大変だったことでしょう。
    とてもありがたく感謝いたしました。
    北欧料理は珍しいでしょう~
    手の込んだなかなか自分でも作らないようなお料理でしたし、
    最高に美味しかったです。
    美味しいもの求めたい気持ちありますよねー!
    花に美味しいものに・・いつまでできるかわかりませんが、
    元気でいられる限り続けたいものです。

 

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