HOME  Dairy-Hiroダス  Dairy-Hiroダス2017      ◀ 前へ  下へ▼  次へ ▶

 

. 8月27日(日)  カイちゃん今年もにょっきり

 

昨年初めて見ることのできた、カイサカネラン

今回はカイちゃんを見たいと熱望していた、花友さんもご一緒です。

自生地を何度も確認されて開花状況を見守ってくれた、

地元の花友さんも同行してくれました。

このお二人・・お知り合いだったのですよ、

もう~ 以前一緒に花観察してたんじゃないの~

私たちはやっぱりねえー、と思っていましたからー

 

今年は、にょっきりまとまって咲いています。

これは見事ですね、昨年見たものより大株だ!

大小8株がまとまっていました(重なって見えない株があります)。

 

カイサカネラン (甲斐逆根蘭) ラン科 サカネラン属 今年もにょっきり出ていました
カイサカネラン (甲斐逆根蘭) ラン科 サカネラン属 今年もにょっきり出ていました

 

別の場所に2本綺麗に並んだものと、弱弱しく咲き始めのものもありました。

 

2株並んで元気に咲いた、カイサカネラン。 今回新たに発見。
2株並んで元気に咲いた、カイサカネラン。 今回新たに発見。
昨年と同じ場所に発生した2株のカイサカネラン。 小さく、弱々しい。 この後、大きくなれるのだろうか...?
昨年と同じ場所に発生した2株。 小さく、弱々しい。 この後、大きくなれるのだろうか...?

 

根が露出してしまっている株がありました。

私たちは、植物の根を掘り返して観察することは、絶対にしません。

根は植物体の中で一番重要な部分であり、掘り返せば、

必ずダメージを与えます。 埋め戻せばよいというものではありません。

なので、今回はとてもラッキーでした。

初めて、サカネラン属の根の一部を見ることができました。

 

カイサカネランの根。 「逆根蘭」の名の由来の通り、上に向かって根が生えていました!
カイサカネランの根。 「逆根蘭」の名の由来の通り、上に向かって根が生えていました!
カイサカネランの根  別の角度から
カイサカネランの根  別の角度から

 

お連れした花友さんは、プロ級の写真の腕前をお持ちなので、

私たちとは比べ物にならないくらいの素晴らしいお写真だと思います。

じっくり時間をかけて、最高を追求する撮影姿勢に感心してしまいます。

 

カイサカネラン ツボミも多くつけていたので、まだこれからも咲くかも知れませんね
ツボミも多くつけていたので、まだこれからも咲くかも知れませんね
カイサカネランは、実は一つの花の各部を明瞭に撮影することが、難しい花でもあります。
実は、一つの花の各部を明瞭に撮影することが、難しい花でもあります。

.

ちっちゃなミヤマモジズリ・ママコナ・ホタルサイコ

咲き終わりのアオチドリが6株、フシグロの咲き始め なども観察できました。

バイタリティ溢れる地元の花友さんに、大変お世話になりました。

ありがとうございました。

 

ミヤマモジズリ (深山文字摺) ラン科 テガタチドリ属  下方の花は終わりかけ
ミヤマモジズリ (深山文字摺) ラン科 テガタチドリ属  下方の花は終わりかけ

.

ホタルサイコ (蛍柴胡) セリ科 ミシマサイコ属  花は終わり、果実になっていた
ホタルサイコ (蛍柴胡) セリ科 ミシマサイコ属  花は終わり、果実になっていた

.

フシグロ (節黒) ナデシコ科 マンテマ属  咲き始め
フシグロ (節黒) ナデシコ科 マンテマ属  咲き始め

 

花好きさんが揃ってみると、お花のことばかり話題に上がります。

これが楽しいものです~

またどこかでご一緒してくださいね((´∀`*))

 

夏休み最後の日曜日ということで、渋滞情報が出ていた。

超混み混みになる道路は避けたいなと考えて・・

花友さんとは別のルートで帰ることにしました。

ご一緒できずごめんなさい。

.

立ち寄った渓谷では、久しぶりに見るチチッパベンケイシナノナデシコ

カワミドリツルケマンギンリョウソウモドキが出始めていた。

 

チチッパベンケイ (乳葉弁慶) ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属
チチッパベンケイ (乳葉弁慶) ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属
チチッパベンケイ  花はまだ固い蕾でした
チチッパベンケイ  花はまだ固い蕾でした

.

シナノナデシコ (信濃撫子) ナデシコ科 ナデシコ属  見頃だが... 位置が高い!
シナノナデシコ (信濃撫子) ナデシコ科 ナデシコ属  見頃だが... 位置が高い!

.

カワミドリ (河緑) シソ科 カワミドリ属  花は終盤
カワミドリ (河緑) シソ科 カワミドリ属  花は終盤

.

ツルケマン (蔓華曼) ケシ科 ツルキケマン属  絶滅危惧1B類の植物。 別名ツルキケマン
ツルケマン (蔓華曼) ケシ科 ツルキケマン属  絶滅危惧1B類の植物。 別名ツルキケマン
ツルケマン  以前と異なる場所で、たくさん咲いていた
ツルケマン  以前と異なる場所で、たくさん咲いていた

.

ギンリョウソウモドキ (銀竜草擬) ツツジ科 シャクジョウソウ属  咲き始め
ギンリョウソウモドキ (銀竜草擬) ツツジ科 シャクジョウソウ属  咲き始め

 

アオさん探しもしてみたが・・

まだ早かったのか、見つかりませんでした。

なんだかここは神秘的な場所だ・・

ちと怖さもあるのだけれど、表現しにくいが、

地面から湧き上がってくるようなパワーと、

霧がかかったように包み込まれ、異空間に引きづり込まれるような・・

そんな雰囲気が私には感じるのです。

 

山道の終わりに、私の足元から黄色いヘビがにょろー

ぎゃあーーーー!!!

やっぱり怖いよ~~ 一人じゃ歩きたくない。

 

花友さん、道の駅のランチは散々でしたねえ~

今度は美味しいお蕎麦を食べましょうねー

 

花友さん揃っての花さんぽ。

楽しい一日をありがとうございました。

 

 

   < 8月31日 野菜の日 >

 

もう8月も終わりね・・

今日は涼しい~

夏らしい夏のなかった8月だったわ。

 

今日は坐骨神経痛のリハビリを終えて、相方がザックを

新調したいというので、昭島のアウトドアヴィレッジに行ってみた。

敷地は広々していて、緑もあり、ちょいとおしゃれだ。

クライミング練習の巨大な壁もあって、

練習風景をお茶しながら見ることもできる。

 

少年たちが練習していた。 よくこんな反り返った壁を素手で登れるものだね!
少年たちが練習していた。 よくこんな反り返った壁を素手で登れるものだね!

 

アウトドアに関するすべてのお店が勢ぞろい。

スポーツ・登山・キャンプ・シューズ・雑貨なども。

ちょいと他にない、楽しいショップぞろいだわ。

 

主にカメラを入れるザックが欲しいと相談したところ、

モンベルで最適なものを店員さんが勧めてくれた。

まさにカメラザックなのだ。

今まだあったようなカメラに特化した仕様ではなく、

カメラを持って山に行くための人のもの。

相方は色が好みでないようだったが、

他の仕様は相当気に入ったので、購入しました。

 

カメラ機材と、トレッキングアイテムを分けて収納できる2気室仕様
カメラ機材と、トレッキングアイテムを分けて収納できる2気室仕様

 

モンベルのカフェで軽食を取りながら、

クライミング練習を見物しました。

BMXの練習もしていましたわ。

 

 

BMXの屋内練習場もあった
BMXの屋内練習場もあった

 

スノーピークもカフェが併設。

近所にあったなら、暇つぶしにいいのになあ~

特に買い物がなくても、楽しい場所ですよ。

 

 

コメント: 6 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    中途半端 (火曜日, 05 9月 2017 16:25)

    カイサカネラン聞くのも見るのも(勿論HiroKenさんのこのページ)初めてです。
    数年前から年1度長野を訪れています。ツルキケマンは関西では自生していないので鳥取県で見たのは検索に時間が掛かりましたがナガミノツルキケマンとわかりました。
    お尋ねします。掲示板に長野で見た山野草を12~3点投稿は問題ありませんか?
    ミヤマモジズリ、タカネフタバラン、トラキチラン、ジンバイソウ、アオフタバラン、ヤクシマヒメアリドウシラン、サクライソウ等です。

  • #2

    Ken (火曜日, 05 9月 2017 18:25)

    中途半端さん、こんばんは。
    申し訳ありませんが、画像掲示板への同時多数の投稿へは、対応いたしません。ご投稿は、要点を絞ったものにお願いします。多数になるほど、こちらのレスポンスは遅くなり、場合によっては、後からでも1枚を投稿された方を優先することも有り得ます。いろいろ忙しくしておりますので、どうかご理解いただきたく。
    また画像掲示板のログイン画面で明示してあるように、花のお尋ねサイトではありませんので、基本的にご質問にはお答えいたしかねます。どうかこの点をご留意下さいませ。

  • #3

    hanameguri (火曜日, 05 9月 2017 20:55)

    e-mailでの返信ありがとうございました。
    やはりTG-3でしたか。いろいろな人が使っていますね。
    さて、カイサカネラン流石です。ますます「本領発揮」ですね。
    だんだん気温が下がってきます。座骨神経痛悪化防止のためにも、足腰を冷やさないようにしてください。

  • #4

    Ken (火曜日, 05 9月 2017 21:02)

    ヒゲちゃびんさん
    入れていただいたコメントは読みました。ここは花のサイトです。他の方がコメントを入れにくくなってしまうので、本サイトと無関係な内容のコメントは削除させていただきました。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

  • #5

    Hiro (火曜日, 05 9月 2017 21:13)

    hanameguriさん
    ご心配頂き本当にありがとうございます。
    同じ痛みを経験されたhanameguriさんのお言葉はとても嬉しかったです。
    リハビリがどう改善するのか?といった状況です。
    しびれは切れず、仕事も立ち仕事なので毎日しんどい感じです。
    悪化しないストレッチ体操でいいのかなあーなんて思っています。
    カイサカネランは花友さんのお陰で見ることが出来ました。
    貴重な花なので環境が維持されることを祈りたいです。


  • #6

    Ken (火曜日, 05 9月 2017 21:40)

    hanameguriさん、コメントをありがとうございます。
    花の観察会などに参加すると、TG-3を持っている人が多いのに驚かされます。
    しかし、TG-3の深度合成機能を持ってしても、カイサカネランはうまく写せませんでした。花が小さく密についており、萼片も花弁も似たような色であることが、難しさの原因かな?と思っています。