HOME  Dairy-Hiroダス < Dairy-Hiroダス2015      ◀ 前へ  下へ▼  次へ ▶

 

 7月19日(月)    リトライ! タカネサギソウ   p.2/2

 

<<先頭ページからの続きです。

 

森のシテンクモキリも、まだ元気に咲いていました。

 

再登場! こちらは森の中に咲くシテンクモキリ  状態は先の株よりよかった
 再登場! こちらは森の中に咲くシテンクモキリ  状態は先の株よりよかった
昨年は1花しか開花していなかったので、たくさん咲く姿が見られてよかった〜
 昨年は1花しか開花していなかったので、たくさん咲く姿が見られてよかった〜
森の中のシテンクモキリの花は、まだまだフレッシュでした!
 森の中のシテンクモキリの花は、まだまだフレッシュでした!
シテンクモキリの花の側面
 シテンクモキリの花の側面

.

コマクサも咲いていますが・・

ここのコマクサって自生なのかはわかりません。

 

コマクサ (駒草) ケシ科 コマクサ属  花の形が馬(駒)に似ている?かな。
 コマクサ (駒草) ケシ科 コマクサ属  花の形が馬(駒)に似ている?かな。

.

もうすでにマツムシソウが咲いています。

はや~い もう秋の気配なのかい。

 

マツムシソウ (松虫草) スイカズラ科 マツムシソウ属  秋の訪れを感じてしまう
 マツムシソウ (松虫草) スイカズラ科 マツムシソウ属  秋の訪れを感じてしまう
マツムシソウ  旧分類体系では、マツムシソウ科
 マツムシソウ  旧分類体系では、マツムシソウ科

.

ポツポツ雨が降ったりやんだりしていましたが、

高原は快適! 涼しい~。 下界は地獄の暑さだもんね。

ゆっくり歩いて来る相方を何度も待ちながら、

やっとこさー タカネサギソウの地点に到着。

時間を気にしながら歩くのはちょっときついものがあるわね。

 

あー咲いていたあ!

よかった間に合って、やっと花を拝めたぞー

 

タカネサギソウ (高根鷺草) ラン科 ツレサギソウ属  とうとう見ることができた!
 タカネサギソウ (高根鷺草) ラン科 ツレサギソウ属  とうとう見ることができた!

 

誰もやってこないのでゆっくり撮影タイム。

リトライは成功しました!

 

タカネサギソウ  ツレサギソウ属らしい花の形をしている
 タカネサギソウ  ツレサギソウ属らしい花の形をしている

.

あとは限られた時間には戻らなければならず、下山することに。

ハクサンチドリはもうおしまいでした。

クルマユリホソバノキソチドリツマトリソウの残り花

 

ハクサンチドリ (白山千鳥) ラン科
 ハクサンチドリ (白山千鳥) ラン科
クルマユリ (車百合) ユリ科 ユリ属
 クルマユリ (車百合) ユリ科 ユリ属

ホソバノキソチドリ (細葉の木曽千鳥) ラン科
 ホソバノキソチドリ (細葉の木曽千鳥) ラン科
ツマトリソウ (褄取草) サクラソウ科 なんだか丸っこい
 ツマトリソウ (褄取草)  なんだか丸っこい

.

トウダイグサ科はなんだろうか... シナノタイゲキだね!

 

シナノタイゲキ (信濃大戟) トウダイグサ科 トウダイグサ属 タカトウダイの変種
 シナノタイゲキ (信濃大戟) トウダイグサ科 トウダイグサ属 タカトウダイの変種
シナノタイゲキの腺体は楕円形  子房外面の多数の小さなイボイボ突起は、鈍頭(先が丸っこい)
 シナノタイゲキの腺体は楕円形  子房外面の多数の小さなイボイボ突起は、鈍頭(先が丸っこい)

.

エゾスズランが沢山ありました。

ここのは巨大なのが多くて、立派な立ち姿です。

 

エゾスズラン(蝦夷鈴蘭)  すごく花つきがよい。咲いたら綺麗だろうな。
 エゾスズラン(蝦夷鈴蘭)  すごく花つきがよい。咲いたら綺麗だろうな。

.

ヤナギランも多く見られましたよ。 咲き揃ったら見事でしょうね。

 

ヤナギラン (柳蘭) アカバナ科 ヤナギラン属  左隣にいるのはクガイソウ
 ヤナギラン (柳蘭) アカバナ科 ヤナギラン属  左隣にいるのはクガイソウ

.

ホタルサイコは咲き始めでした。

 

ホタルサイコ (蛍柴胡) セリ科 ミシマサイコ属  まだ咲き始め
 ホタルサイコ (蛍柴胡) セリ科 ミシマサイコ属  まだ咲き始め

 

駐車したそばには立派で大きなテガタチドリが見えたので、

帰りにもう一度撮影しようと向かったら・・

タカネサギソウが、うじゃーっと7株くらいまとまっていたのです!

「やだあー 遠くまで歩かなくてもここにいたのかい~」

なんじゃこりゃ~っ!?と拍子抜け。

 

タカネサギソウ再登場! 登り口近くにまとまって咲いていた! 後方の赤い花はシャジクソウ
タカネサギソウ再登場! 登り口近くにまとまって咲いていた! 後方の赤い花はシャジクソウ

 

あくせく歩かなくてもよかったんじゃない。

まあこんなこともあるんですね。

.

移動して、2010年に相方が見つけた

シロバナシャジクソウを見ることに。

「俺の白花」と誇らしげな相方・・

咲いていました☆

 

シロバナシャジクソウ (白花車軸草)  2010年にKenが偶然発見 健在でした!
 シロバナシャジクソウ (白花車軸草)  2010年にKenが偶然発見 健在でした!

 

シャジクソウはたくさん見られますが、

白花はここだけでしか見ていません。

 

花は完璧な白色。 近辺にシャジクソウは多いが、白花はここでしか見ることができない
 花は完璧な白色。 近辺にシャジクソウは多いが、白花はここでしか見ることができない

 

エレガントで素敵なシロバナシャジクソウ、

また会いに来るからね。


この山域近くに咲いていたリンネソウが、一緒に咲く

他の植物や地衣類共々、ヘラで剥ぎ取ったように盗掘されたと

花友さんからお知らせがありました。

非常に腹立たしく怒り心頭です!!

様子を見てしまったら泣きそうなくらい悲しい。

相方も「見るのは辛い」というので、今回は立ち寄りませんでした。

盗掘者!おそらくシロウトではありませんな、

リンネの呪いが降り注ぐこと間違いないぞ!許さーん!

 

 

大急ぎ花さんぽでしたが、

開花したタカネサギソウが見れた、嬉しい一日でした。

涼しく爽やかな高原は気分いいものでしたよ。

 

帰りはまたもや地獄の大渋滞。

へろへろ飽き飽きしてしまった帰り道でした。

 

北信州の花友さんに感謝いたします。

ありがとうございました。

 

 

コメント: 4 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    peko (金曜日, 24 7月 2015 18:21)


     シャジクソウ、初めて耳にしました。
    美しい白さですね。

  • #2

    Hiro (金曜日, 24 7月 2015 21:19)

    pekoさん
    シャジクソウは初めてでしたか?
    本州は長野群馬宮城に自生となっているようです。
    白花はとても稀のようです。
    相方が5年前に見つけました。
    鮮やかな濃いピンクが普通ですが、
    まとまって咲いていると美しいものです。
    是非ご覧になって下さい。

  • #3

    ゆき (土曜日, 25 7月 2015 15:40)

    こんにちは、HIROさん、kenさん、タカネサギソウ、シロバナシャジクソウ、シテンクモキリソウ、コマクサ、マツムシソウ、ヤナギラン、蝦夷鈴蘭など、美しいお花の写真ありがとうございます。シロバナシャジクソウ、珍しいですね。

  • #4

    Hiro (日曜日, 26 7月 2015 22:07)

    ゆきさん
    たくさんの花を楽しめた一日になりました。
    シャジクソウの白花はなかなかないようです。
    5年前に見つけたものが健在だったのは嬉しいものでした。

 

                   <<          1      2          >>
 

 

HOME  Dairy-Hiroダス