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 8月26日(日)     都民の森の観察会

 

都民の森で見たい花があった。 (←リンクを開くと音が鳴ります)

探し回るのも困難なので・・

(我が家から結構時間掛かる)

春に観察会の参加を申し込んでいたのです。

間違いなく見られるだろうと期待十分に出掛けました。

5時間も歩くのか~と不安げな相方にハッパかけながらー。

 

今日見れる花の解説など聞いてから出発。

案内の職員さんの声を皆さんレシーバーを付けて、

聞きながら歩いていきます。

よかったあ~下界は暑いけれど、

山の中は快適でした!

 

最初のお花はヒナノウスツボちゃん。

ぱかんとお口を開けたおとぼけさんね。

ヒナノと名の付く花はやっぱ好きですわ~

 

ヒナノウスツボ (雛の臼壺) ゴマノハグサ科 ゴマノハグサ属
ヒナノウスツボ (雛の臼壺) ゴマノハグサ科 ゴマノハグサ属
ヒナノウスツボ
ヒナノウスツボ

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ヤシャビシャクもいましたー

実を付けていたので望遠鏡で見せてくれました。

 

木の股にいたヤシャビシャク
木の股にいたヤシャビシャク
ヤシャビシャク (夜叉柄杓) ユキノシタ科 スグリ属
ヤシャビシャク (夜叉柄杓) ユキノシタ科 スグリ属

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シラヤマギク オクモジミジハグマ

セキヤノアキチョウジも咲き始めていました。

レンゲショウマは終盤でしたね。

ヤマジノホトトギスも咲き始めて・・

 

シラヤマギク (白山菊) キク科
シラヤマギク (白山菊) キク科
オクモミジハグマ (奥紅葉白熊) キク科
オクモミジハグマ (奥紅葉白熊) キク科

セキヤノアキチョウジ (関屋の秋丁字)
セキヤノアキチョウジ (関屋の秋丁字)
ヤマジノホトトギス (山路の杜鵑) ユリ科
ヤマジノホトトギス (山路の杜鵑) ユリ科

レンゲショウマ (蓮華升麻) キンポウゲ科
レンゲショウマ (蓮華升麻) キンポウゲ科

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いよいよ本日の私のお目当てさん登場!

ミヤマツチトリモチです☆

なんとも不思議な植物だわねー

すべて雌株だそうです。

雄株は未発見で、単為生殖で種が出来るそうですが・・

なんでなん?!

 

ミヤマツチトリモチ (深山土鳥黐) ツチトリモチ科
ミヤマツチトリモチ (深山土鳥黐) ツチトリモチ科

 

図鑑を見るとツブツブの間から花被のない雌花が出るんだって~

それが見たいちゅーの。

摩訶不思議なこの植物に興味津々です。

 

 

この森ではウリハダカエデに寄生

しています。 根元にショウガみ

たいなブツブツがありますぞ。

 

ミヤマツチトリモチ
ミヤマツチトリモチ

 

そして、このミヤマツチトリモチに寄生された

カエデの根っこは、ごつごつのこぶがたくさん

出来ています。

綺麗だとか可愛いとかそういった感情が湧き

上がる植物ではありませんが、私はなんだか

心奪われる植物ですな~

 

ミヤマツチトリモチ
ミヤマツチトリモチ

 

このつくしんぼうみたいな頭の中が知りたいわ。

図鑑ではライチの中身のようなぷるぷる感があるようだ。

 

ミヤマツチトリモチに出逢えただけで大感激です!

しかし・・薄暗いので写真はうまくいかなかったわ。

お昼休憩は森の中で気持ちよかったー

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ギンリョウソウモドキもにょきっと出ていましたよ。

 

ギンリョウソウモドキ (銀竜草もどき) ツツジ科
ギンリョウソウモドキ (銀竜草もどき) ツツジ科

 

Kenが皆さんの撮影待ちしていたら・・

横から携帯撮影のおばさまが割り込んで

スライディングしてきた~

も~う、子供じゃないんだから~

子供のほうが聞き分けがいいぞな。

 

もうひとつ見たかったジンバイソウは終わっていたー

残念だわー

 

ジンバイソウ 花後の姿
ジンバイソウ 花後の姿
ジンバイソウの葉
ジンバイソウの葉

 

また来年逢いにこなきゃ!

他にも2つ見たい花がありましたが、

ひとつは見られなくなってしまったと言ってるし・・

もうひとつは違う場所らしい・・

仕方ないのでまた来年に持ち越ししましょう。

 

なんだかんだと結構歩きましたよ・・

御年配の皆さん方はとってもお元気なんですね~

私たちはこの中でも若い部類ですが、疲れましたあー

アンケート用紙を書き込んで解散です。

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カノツメソウを見ながら駐車場に戻り帰る事にしました。

 

カノツメソウ (鹿の爪草) セリ科
カノツメソウ (鹿の爪草) セリ科

 

夏休み最期の日曜日とあって、

渋滞に巻き込まれて・・

やっぱ東京なのに遠いのねえ~

お疲れKenさん、シャワーを浴びて横になったと思ったら

高いびきで眠ってしまいましたとさー。

 

都民の森はなかなか面白いです。

植生も豊かなんだと改めて感じました。

またゆっくり自由に歩いて花さんぽしましょ。

 

 

コメント: 4 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    花ママ (金曜日, 31 8月 2012 12:29)

    あれ〜、Hiroさんもミヤマツッチーに心引かれるんですか!うちのダンナと同じだ〜(笑)。
    変な形の変な花、あれが「花」だと言うのがまず不可解ですよねっ!食べたらどんな味がするんだろう?(って、おいおい)
    確かに寄生されたカエデ達は可哀想な気もしますが、お互い持ちつ持たれつで一緒に生きているようなので、とりあえず良しとしましょう。
    それにしても、都民の森、なかなか植生が豊かで、良い感じですね〜。
    東京にもこんなに素晴らしい所があるとは、驚きです!次回の探検記も期待してますよ。

  • #2

    hanasanpo (金曜日, 31 8月 2012 21:12)

    花ママさん

    今年はお目にかかっていませんが・・
    大変お世話になりました!

    ミヤマツッチーは花パパさんもラブ~なんですよね!!
    私も魅惑的なツッチーにはまりました。
    不思議なやつですねー
    ウリハダカエデのこぶなんですが、
    なぜか鹿がこぶをむき出しにして、まさぐったようです。
    美味しいのかな~

    都民の森なかなか侮れないです。
    ヤシャピーもいたんですよー
    簡単に行ける散策道の途中でした。
    ツリピーもいるという話が出てました。
    全く場所はわからないということでした。

    集団観察がちょいと苦手なんですが・・
    じっと我慢の子で、指導員さんにへばりついてレアものを
    見つけてみようと思います。

  • #3

    かのん (月曜日, 03 9月 2012 17:18)

    こんにちは^^
    昨日は雨が降って、やっと涼しくなったと思ったら、また今日はあつ~~いですね^^
    花さんぽ更新されていたんですね。
    見逃してました^^

    今回のお目当てさんは随分ユニークな植物ですね~
    ミヤマツチトリモチですか。
    なんか葉のないミズバショウみたいですね^^
    これを見るとツチアケビが可愛く見えます(笑)
    寄生植物でもショウキランなんかのほうが愛でるには一般的ですね。
    ギンリョウソウモドキっていうのもあるんですね。

    集団観察これからも押しの強いおばさんに負けないで楽しんで下さいね。
    そういえば先日のツアーでそんなおばさん軍団がいましたよ。
    写真スポットの順番待ってるのに横入りしてきたり、変な質問をガイドさんにしたり。
    根釧原野って言ってるのに、温泉原野って温泉が出るんですか?ですって。
    根室と釧路の話を聞いていなくて、ちょっと耳に入ってきた言葉に食いついて(笑)
    根釧原野って分かったら、どういう字を書くんですかとか。
    おめー学校でならったろ~!ってはしたなく言ってしまいそうでした。
    やれやれでした^^

  • #4

    hanasanpo (月曜日, 03 9月 2012 22:02)

    かのんさん

    とってもナイス!なコメントありがとうございます~
    うんも~う~困ったおばさん軍団ってどこにでも出没するんですね。
    本当に・・「愚か者!学校で先生に教わらなかった」っと叫びたいです!

    ミヤマツッチーですが・・
    決して美しくはないのだけれど、
    こんなお姿で植物なんですよ~
    それがなんだか私には引き付けるものがあるんです。
    なんだろうー不思議なものや逸脱したものなど個性が際立っているものが
    好きだからでしょうかね。
    よくぞツッチー、不思議な戦略で生き延びてきてくれましたって思うのです。
    真っ赤な茎も綺麗なんですよ。
    西に咲く真っ赤なイチゴみたいなツチトリモチも見てみたいものです。

 

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