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朝から雨になっています。

今日は午後からは晴れるようだけど・・

ホテルの朝食は300円。当たり障りない簡単洋食でしたが、

スタッフがとても気持ちの良い接客でしたので好印象でした。

 

本日は雨なので、花友さんはポイントを絞って観察しようと

スケジュールを立ててくれました。

雨だけど元気にGO!

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しとしと、時々強い雨になりましたが、目的地に到着しました。

すぐに見られたのはタキミチャルメルソウです。

 

タキミチャルメルソウ (滝見哨吶草) ユキノシタ科 チャルメルソウ属
 タキミチャルメルソウ (滝見哨吶草) ユキノシタ科 チャルメルソウ属

 

タキミチャルメルソウの花は、他のチャルメルソウ属の花とは

違った印象を受けました。 それはなぜかというと・・

 

タキミチャルメルソウ
 タキミチャルメルソウ

 

チャルメルソウ属の特徴である、アンテナのような花弁の

モシャモシャが、タキミにはないんですね。

 

タキミチャルメルソウは、花弁が羽状に分裂しないことが最大の特徴
 タキミチャルメルソウは、花弁が羽状に分裂しないことが最大の特徴

 

よくぞ花友さん見つけましたねと拍手喝采したいくらいです。

「鈴鹿山系に自生する」と図鑑では解説がありますが、

ここは近いけど違いますからねー

これまた花友さん大手柄!

 

タキミチャルメルソウの花弁は稀に3裂することがあるそうですが、今回は見つかりませんでした
 花弁は稀に3裂することがあるそうですが、今回は見つかりませんでした

 

昨日は、花弁が多裂することが特徴のミカワチャルメルソウ

今日は、花弁が裂けないことが特徴のタキミチャルメルソウ。

2日間で両極端のチャルメルソウを見ることができました。

岐阜県の自然は、奥深いね!

 

タキミチャルメルソウには針のように細い花弁のためか、ハリベンチャルメルソウの別名があります
 針のように細い花弁のためか、ハリベンチャルメルソウの別名があります

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薄暗いのでじっくりと撮影です。

オオタチツボスミレがいました。

トウゴクサバノオ、シロバナハナネコノメソウは終わっていました。

帰り際に木に着生したカヤランを見つけました。

 

オオタチツボスミレ (大立坪菫) スミレ科 スミレ属  名の通り大きい
 オオタチツボスミレ (大立坪菫) スミレ科 スミレ属  名の通り大きい
カヤラン (榧蘭) ラン科 カヤラン属
 カヤラン (榧蘭) ラン科 カヤラン属

 

さー移動しようかと車に乗り込む前に・・

花友さんのジャケット裏にヤマビルがあぁ~~

ひえーーここにもいるんだあー

二人ともいないかチェックしだす、

半分恐怖にー 花友さんは、毎年のことだからと平然としています。

ピロピロ動いているのを見たのは初めてですぞ、きええ~~

 

またここから移動しました。

数年前に見たお花ですが・・

やっぱ岐阜に来たらこの花じゃー!

イワザクラが見たいね。

空もだんだん明るくなってきたよ。

 

岐阜県の多様性に富んだ植生の山林
 岐阜県の多様性に富んだ植生の山林

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数年前に山肌を登って見た場所は法面工事でなくなってしまった。

エイザンスミレキバナイカリソウフタバアオイ

ヒダボタンなどが咲いています。

近くで接近して撮影できる場所は、今日は近づくことができません。

撮影し易い場所を探しに、花友さんが歩いて山を探ってくれました。

 

エイザンスミレ (叡山菫) スミレ科 スミレ属  葉は切れ込み複葉になる
 エイザンスミレ (叡山菫) スミレ科 スミレ属  葉は切れ込み複葉になる

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キバナイカリソウ (黄花錨草) メギ科 イカリソウ属  不思議な形の花 細長く伸びるのは距
 キバナイカリソウ (黄花錨草) メギ科 イカリソウ属  不思議な形の花 細長く伸びるのは距

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フタバアオイ (双葉葵) ウマノスズクサ科 カンアオイ属
 フタバアオイ (双葉葵) ウマノスズクサ科 カンアオイ属
フタバカンアオイの花  3個の萼裂片は強く反り返り、仮筒部に接します
 フタバカンアオイの花  3個の萼裂片は強く反り返り、仮筒部に接します

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ヒダボタン (飛騨牡丹) ユキノシタ科 ネコノメソウ属  久しぶりのご対面
 ヒダボタン (飛騨牡丹) ユキノシタ科 ネコノメソウ属  久しぶりのご対面

 

私もどこかいい場所はと目を凝らしながら歩く・・

ほよ~? なぜか相方はついて来ず姿が見えない・・

別なポイント探りか?

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おーこの高い岩肌に綺麗な姿が見えるんだけどなあ~

とても登れそうにないねえ~

花友さんが戻ってきたので

「この岩場にあるんだけど登れそうにないよー」

そう伝えると「行けるじゃろう」と・・

 

高い場所にイワザクラが...
 高い場所にイワザクラが...

 

なんだか登れる自信が無いのだあー

まだ骨折した足が痛む花友さんが、登ってくれました。

そして私のカメラを受け取り、撮影してくれたんです!

また怪我をさせてしまっては申し訳なく、

無事に降りて来て・・と祈りながら待ちました。

 

イワザクラ (岩桜) サクラソウ科 サクラソウ属  花友さん撮影
 イワザクラ (岩桜) サクラソウ科 サクラソウ属  花友さん撮影
イワザクラ  可憐で美しい色の花でしょう?
 イワザクラ  可憐で美しい色の花でしょう?

 

さらに岩陰に可愛いイワザクラがこっちを見てる☆

あの子はかわいいなあー

なんだかこの崖ならいけそうだとチャレンジしたが、

重たいお尻が邪魔して、あと一歩が出ない。

 

イワザクラは、手が届くような場所にはほとんどいない
 イワザクラは、手が届くような場所にはほとんどいない

 

見ていられなかったのか、また花友さんがよじ登ってくれました。

岩の陰にちょっこり微笑むイワザクラを撮影してくれましたあー

ありがたいですね、大感謝です☆

慎重に降りてもらって一安心しました。

 

花友さん撮影のイワザクラ  とてもフレッシュ! 水滴がついてますます瑞々しく
 花友さん撮影のイワザクラ  とてもフレッシュ! 水滴がついてますます瑞々しく

 

そんなこんな頑張りがあったにも関わらず・・

相方は一向にやってこないので、車を停めた場所に戻ると・・

はあ? 相方はのん気にお弁当をパクついていたあー

あんたなにやってんのさあー

 

どうやら右腕にヤマビルが吸い付いて血を吸われたらしく、

生まれて初めてなのでショックを受けたそうな。

苦労してヤマビルを取ってうなだれていたが、

腹も減ったしとお先にお腹を満たそうと決め込んだようだ。

もう~う、おっさんしょぼくれちゃってえー

 

しかし・・ここにもいるんだねえー数年前はいなかったような。

自分もチェックしたら、デカいのやら小さいのやら数匹靴にいましたあー

ぎぇ〜〜取ってよお~~ 花友さんが素手で取ってくれました。

 

さらに探ると、危険のない場所でもイワザクラを見ることができました。

 

あまり危険がない場所でも見つけることができた
 あまり危険がない場所でも見つけることができた
イワザクラは本州(中部・近畿地方)・四国・九州(西南部)に分布する多年草です
 イワザクラは本州(中部・近畿地方)・四国・九州(西南部)に分布する多年草です
イワザクラ  石灰岩地に多いそうです 名の通り岩の上に咲きます
 イワザクラ  石灰岩地に多いそうです。 名の通り岩の上に咲きます

 

何度見てもイワザクラは可愛いなあー

「ヤマビルがいる山にはいい花が咲くんだよ」と花友さん。

うーん、確かにそのようですね。

でもヤマビルには好かれたくないわー

 

イワザクラ  いつまでもここで咲き続けて欲しい
 イワザクラ  いつまでもここで咲き続けて欲しい

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ハクサンハタザオがブーケのようにまとまって咲いていて、

雨上がりの日差しを浴びて綺麗でした。

ここにもミカワチャルメルソウがありました。

移動中の車から休耕田のサワオグルマを花友さんが発見!

 

ハクサンハタザオ (白山旗竿) アブラナ科 ヤマハタザオ属
 ハクサンハタザオ (白山旗竿) アブラナ科 ヤマハタザオ属
ハクサンハタザオ
 ハクサンハタザオ

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ミカワチャルメルソウ (三河哨吶草) ユキノシタ科 チャルメルソウ属
 ミカワチャルメルソウ (三河哨吶草) ユキノシタ科 チャルメルソウ属

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サワオグルマ (沢小車) キク科 キオン属
 サワオグルマ (沢小車) キク科 キオン属
サワオグルマ  花にはベニシジミやナナホシテントウなどが来ていた
 サワオグルマ  花にはベニシジミやナナホシテントウなどが来ていた

 

そして昨日発見された不思議なハコベを見に行きました。

雨でだいぶ花粉は流され色も暗くなっていましたが、

やっぱりこんなの見たことがありません。

これはいったい何ハコベなんじゃろー?

 

ナゾのハコベ 一見するとミヤマハコベに見えるのだが...
 ナゾのハコベ 一見するとミヤマハコベに見えるのだが...

 

昨日サンプルを見せてもらったときは、

葯と花粉が明るい赤色でした。

今日は葯が裂開した上に、雨に濡れて

だいぶ花粉が落とされていました。

 

昨日は赤い葯が目立った。すべて裂開しているが花粉も赤だった
 昨日は赤い葯が目立った。すべて裂開しているが花粉も赤だった

 

ミヤマハコベは葯も花粉も白色。

たまに赤味を帯びた葯もあるようですが、花粉は白色。

この植物は、花粉まで赤色でした。

花粉が花弁に落ちて、うっすら赤くなっていました。

花粉の色は鮮やかさを失い、茶褐色になっていました。

 

ナゾの花の花粉は、茶褐色に変色していた
 ナゾの花の花粉は、茶褐色に変色していた

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ミヤマヨメナも咲き始めていました。

ピカピカの葉でしたので、私は園芸種が入り込んだものかと

思ってしまいましたが、花友さんが「在来種だよ」と。

見たことがなかったキク科でした。

 

ミヤマヨメナ (深山嫁菜) キク科 シオン属  舌状花にも筒状花にも冠毛がないそうです
 ミヤマヨメナ (深山嫁菜) キク科 シオン属  舌状花にも筒状花にも冠毛がないそうです

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目の高さで見られるカヤランもご案内頂きました。

なかなか接近して見られないですからね。

きれいな小さいランですね。

 

カヤラン (榧蘭) ラン科 カヤラン属  樹木の枝や幹に着生します
 カヤラン (榧蘭) ラン科 カヤラン属  樹木の枝や幹に着生します
カヤラン  垂れ下がるようについた茎の先に小さな花をつけます
 カヤラン  垂れ下がるようについた茎の先に小さな花をつけます
カヤラン  花は小さくとも、じっくり観察するとこんなに美しい
 カヤラン  花は小さくとも、じっくり観察するとこんなに美しい

 

2日間、貴重なお花たちをご案内頂きまして、ありがとうございました。

お花はもちろんですが、花友さんとお会いしての時間を持てることも

楽しみの一つであります。

またの再会をお約束して帰路に着きました。

 

途中でソフトクリームが食べたいという相方の希望でSAで休憩。

私は登山靴を履き替えようと靴を脱いだら・・・

右足の靴下が血だらけだあよおお~~

ヤマビルにやられていた!!

ころころに膨らんだヤマビルが靴の上部にいたあ~~

ゲゲゲーー

やられちまっちゃー、仕方ない。お花の代償かと・・

どうやら私よりも、相方のほうがヤマビルに恐怖いっぱいみたいだぞー。

私は子供の頃に田んぼでヒルにやられたことあるからね。

相方は都会っ子なんじゃなあ~

まあとにかく、二人してのヤマビルデビューとなった

岐阜の花さんぽでした。

 

 

九州は熊本や大分での地震が続いており、

非常に不安と恐怖の日々であると思います。

地震災害は他人事ではありません。

どうか身の安全を・・

今後を日本中で考え行動していきたいものです。

 

 

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コメント: 2 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    伊藤 (月曜日, 11 5月 2020 00:25)

    岐阜の田舎に住んでいますが、実家の庭に茅欄います�
    かやちゃんが、とても珍しいと初めて知りました❗
    貴重な情報ありがとうございました�急に愛しい存在に(笑)

  • #2

    Hiro (月曜日, 11 5月 2020 16:20)

    伊藤さま
    コメントありがとうございます。
    実家のお庭にカヤラン咲くなんていいですね☆
    杉の枝などに着生していることが多いですが、
    目線の高さで見られることは少ないですね。
    小さな小さなランですから、環境を変えずに生育させてください。