7月27日 真夏の野反湖 その3!! p.2/2
ミヤマコウゾリナは、湖の東にある放水口の近く
に咲いていました。 根出葉の先端は鈍頭です。
茎には白く短い屈毛が密生しているので、白っぽいく見えます。 その中から長めの剛毛が生えます。 総苞は黒っぽく、剛毛が生えています。 花はカンチコウゾリナなどとよく似ています。
.
野反湖ではコバギボウシは比較的よく目にするが、オオバギボウシは少ないです。 オオバギボウシの雄しべは6本で花冠より少し出ています。 雌しべは長く、花柱の先は曲がり、外に長く突きだしています。 これは自家受粉を防ぐためです。 コバとオオバの識別方法は、花被内面に濃いめの紫色の筋があるのがコバギボウシ、全体的に白く筋がほとんど目立たないのがオオバギボウシです。
オオバギボウシはウルイという名の山菜でもあるようです。 ところが、若葉は有毒植物のコバイケイソウとそっくり。 誤食による中毒事故が、多いらしい。 野反湖にはコバイケイソウもたくさんいますが、ここは国立公園。 オオバギボウシもコバイケイソウも、採(盗)ることは許されませんね。
.
夏の野反湖を彩る花は数多いでが、ヤナギランの花は色が鮮やかなのと、群生するため目立ち、簡単に見つけられます。 野反湖では他に湖の西側の遊歩道、第2キャンプ上近くで数カ所群生しています。 ちょうど見ごろでした。高さは1〜1.5m以上になります。 群生は賑やかで楽しい。 名にランとつきますが、アカバナ科です。 葉は柳の葉に似てなくもないかも知れませんが、花はランに似ているようには見えないのですが...。
.
今回も多くの花を楽しむことができました。 やはり野反湖の自然は素晴らしい!
ぜひみなさんも訪れてみて下さいね。
2015.03.23 掲載
( 当時のレポートを基に作成し直しました )
ゆき (金曜日, 03 4月 2015 21:14)
こんばんは、hanasanpoさん、絶滅危惧種の姫アマナ、貴重なお花、ありがとうございます、人知れず、見守られながらも、美しく咲いますね、四季折々に、大切な、自生地を巡り、感動をわけて、いただいて、嬉しくです。
hanasanpo (土曜日, 04 4月 2015 00:16)
ゆきさん、こんばんは。
希少な植物ほど多くの人に存在を知っていただきたいのですが、自生地の詳細な場所を記載してしまうと、残念ながら必ず持って行ってしまう人がいるのでできません。
いつもジレンマを感じています。
ヒメアマナのページと間違えてコメントを入れられましたか?
でもまったく問題ありません! ありがとうございました。
ゆき (土曜日, 04 4月 2015 16:54)
こんにちは、hanasanpoさん、ありがとうございます、お気持ち、わかります、心無い盗掘で、大切な、自生地を失いたくない、野山に、あってこその美しさ♪野アザミ、とげとげだけど、彩りいい好きです、松虫草も、優しい色で、いいですね。
hanasanpo (日曜日, 05 4月 2015 19:53)
野反湖は数多くの種類の花に出会えることができる、とても素晴らしい場所なので、ぜひいつか訪れてみて下さいね。ノアザミもマツムシソウもたくさんいますよ〜。