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. 4月10日(土)    ヤマルリソウ盛ん

 

3月の暖かさで花の生育はやや早いような気がします。

今日はのんびりと東京のお山に繰り出しました。

 

ヤマブキソウがたくさん咲いています。

この花は、咲き揃うと見事な群生になりますね。

以前群馬県で見つけた時は、人知れずひっそりと

咲き誇っていたのが美しかった。

道路の拡張工事で今はどうなってしまったかな? 心配です。

 

ヤマブキソウ (山吹草) ケシ科 ヤマブキソウ属  イチリンソウやニリンソウなども一緒に咲いていた
ヤマブキソウ (山吹草) ケシ科 ヤマブキソウ属  イチリンソウやニリンソウなども一緒に咲いていた
ヤマブキソウの花弁は4個。 花色や名前が似ているヤマブキとは科も異なるまったく縁遠い植物
ヤマブキソウの花弁は4個。 花色や名前が似ているヤマブキとは科も異なるまったく縁遠い植物
ヤマブキソウ  しかし名の由来は花色がヤマブキに似ているからだそう
ヤマブキソウ  しかし名の由来は花色がヤマブキに似ているからだそう

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ジロボウエンゴサクもこの辺りにはたくさん。

 

ジロボウエンゴサク (次郎坊延胡索) ケシ科 キケマン属  やや湿ったような場所で見られることが多い
ジロボウエンゴサク (次郎坊延胡索) ケシ科 キケマン属  やや湿ったような場所で見られることが多い
次郎坊延胡索なんて、変わった名前です。 由来は花のページをご参照下さい
次郎坊延胡索なんて、変わった名前です。 由来は花のページをご参照下さい
ジロボウエンゴサクの苞は全縁。 ヤマエンゴサクのように切れ込みません
ジロボウエンゴサクの苞は全縁。 ヤマエンゴサクのように切れ込みません

 

ナガバノスミレサイシンはもう遅かったな。

大きな葉っぱとなっていた。

タチツボスミレマルバスミレニョイスミレ

スミレ類はこのラインナップで占めていた。

 

タチツボスミレ (立坪菫) スミレ科 スミレ属
タチツボスミレ (立坪菫) スミレ科 スミレ属

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マルバスミレ (丸葉菫) スミレ科 スミレ属
マルバスミレ (丸葉菫) スミレ科 スミレ属

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ニョイスミレ (如意菫) スミレ科 スミレ属
ニョイスミレ (如意菫) スミレ科 スミレ属

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ヤマルリソウは、崩れ落ちそうな山肌にたくさん見ることが出来る。

どうもそのような場所が好きなようだ。

最盛期ではないだろうか。

淡いブルーが可愛いこの花は好きです。

 

ヤマルリソウは、崩れ落ちそうな、というより崩れ落ちつつある斜面に多い
ヤマルリソウは、崩れ落ちそうな、というより崩れ落ちつつある斜面に多い
ヤマルリソウ 元気そうな株が多かった。 花はピークをやや過ぎた感じ
ヤマルリソウ 元気そうな株が多かった。 花はピークをやや過ぎた感じ
ヤマルリソウ  不安定な斜面を好むのは、ライバルが少ないからか?
ヤマルリソウ  不安定な斜面を好むのは、ライバルが少ないからか?
ヤマルリソウ (山瑠璃草) ムラサキ科 ルリソウ属  この辺りではよく見られる
ヤマルリソウ (山瑠璃草) ムラサキ科 ルリソウ属  この辺りではよく見られる

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トウゴクサバノオもあちらこちらに咲いていました。

 

トウゴクサバノオ (東国鯖の尾) キンポウゲ科 シロカネソウ属
トウゴクサバノオ (東国鯖の尾) キンポウゲ科 シロカネソウ属
トウゴクサバノオ
トウゴクサバノオ

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ニリンソウもそこかしこに群生して花を咲かせていた。

どこでも見られるのでわたしは撮影しないが、

相方は萼片の数が多い花を探していた。

咲いている花がすべて6〜7個の萼片である株や、

10個の萼片をもつ花を見つけて喜んでいた。

 

咲いている花がすべて6〜7個の萼裂片をもつニリンソウの株。 栄養繁殖で地下茎を伸ばして増えたものだろう
咲いている花がすべて6〜7個の萼裂片をもつ株。 栄養繁殖で地下茎を伸ばして増えたものだろう

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ニリンソウ  中央の花は、10個の萼片があった。 今まで見た中で最高記録。 下は拡大写真
中央の花は、10個の萼片があった。 今まで見た中で最高記録。 下は拡大写真
通常の倍の10個の萼片をもつニリンソウの花。
通常の倍の10個の萼片をもつニリンソウの花。

 

午後になってしまったけれど、山を登る人が結構いる。

日々の散歩のようなものなんだろうか。

 

週末になるとへとへとモードが消えないので、

ちょっこらさんぽがちょうどよい感じです。