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 6月2日(土)    ヒメサユリ 新潟県三条市

ヒメサユリ (姫小百合) ユリ科  ユリ属  2007.06.02 新潟県三条市
 ヒメサユリ (姫小百合) ユリ科 ユリ属  2007.06.02 新潟県三条市

 

 新潟県三条市は袴越山(はかまごしやま)にやって来ました。 頂上に高城城址があり、登山口からそこに至る小径に、ヒメサユリが群生していました。 ヒメサユリは山形・福島・新潟県の県境周辺にのみ自生するユリ科の花で、見てみたかった花の一つでした。

 

 そよ風と木漏れ日が気持ちいい日。 のどかな田園風景が広がる場所で、袴越山の麓から標高差にして数十メートル行ったところに駐車場があり、そこから歩きます。 小径の入口までは15分程度。 雑木林の下にヒメサユリが見え始めました。

 

姫小百合は実は別名で、本名は乙女百合(オトメユリ)ですが、ヒメサユリで知られていることが多い
姫小百合は実は別名で、本名は乙女百合(オトメユリ)ですが、ヒメサユリで知られていることが多い
ヒメサユリ
 ヒメサユリ

 

日本特産のユリです。 別名オトメユリ(乙女百合)。 環境省が準絶滅危惧に指定しています。

 

丁度見頃で、天候も穏やか。 観光客がたくさん訪れていました。緩やかな小径をゆっくり登って行きます。 道の両脇には絶える事無くヒメサユリの群生が続きます。 大型だが清楚な雰囲気のある花だと思いました。

 

この山には、他にもたくさんの種類の植物が見られました。 別の時期にも来てみたいと思いました。

 

 

ヒメサユリ
 ヒメサユリ
ヒメサユリ
 ヒメサユリ
ヒメサユリ
 ヒメサユリ
ヒメサユリの小径より守門岳を望む
 ヒメサユリの小径より守門岳を望む

守門岳(すもんだけ)にはまだ雪が残っていました。

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 ササバギンランを発見!
 ササバギンランを発見!

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 クルマバツクバネソウ  花は終わっていたが、葉がデカイ!
 クルマバツクバネソウ  花は終わっていたが、葉がデカイ!

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 ミヤマナルコユリ
 ミヤマナルコユリ
 オオイワカガミの葉。 たくさんありました。花の時期に来たい
 オオイワカガミの葉。 たくさんありました。花の時期に来たい


「ヒメサユリの小径」の参考サイト:三条市のホームページへ

 

宿は、いつもの燕三条のホテルであるが、その前に少し寄り道をした。 守門川沿いの林道の先で、地図では「吉ヶ平」と書いてあるが、非常に山深く、自然が多く残された場所だった。いつかもっと時間をかけて探索してみたいと思う。

 

さて明日は「花さんぽ  2007-03」でも紹介した、「秘密の花園」に行きます。


 

        出会えた花たち(五十音順)

No. 和名 漢字表記 科名
1   イワハタザオ 岩旗竿 アブラナ
2   エゴノキ えごのき エゴノキ
3   オオイワカガミ(葉) 大岩鏡 イワウメ
4   キジムシロ 雉筵 バラ
5   ギンリョウソウ 銀竜草 ツツジ
6   クルマバツクバネソウ 車葉衝羽根草 シュロソウ
7   クルマムグラ 車葎 アカネ
8   コシノチャルメルソウ 越の哨吶草 ユキノシタ
9   ササバギンラン 笹葉銀蘭 ラン
10   タニウツギ 谷空木 スイカズラ
11   ツクバネウツギ 衝羽根空木 スイカズラ
12   ツルアジサイ 蔓紫陽花 ユキノシタ
13   トチノキ 栃ノ木 トチノキ
14   ハナニガナ 花苦菜 キク
15  ★ ヒメサユリ 姫小百合 ユリ
16   ヒメハギ 姫萩 ヒメハギ
17  ★ ミヤマナルコユリ 深山鳴子百合 キジカクシ
18   ヤブデマリ 藪手毬 スイカズラ

科名が黄色い文字となっている植物は、当サイトのAPG分類体系への移行で科名が変更になったものです。2013.10.10

 

 

 オリジナル表紙
  オリジナル表紙

 

2012.01.02 掲載

 

 

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ヒメサユリが掲載されたページ

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  2016年5月7-8日 GW 〆は越後

 

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