花さんぽ 2007-21-6                              ←前へ      次へ→

 8月5日〜8日    野反湖 百花繚乱(その2)     6/7

 

 これはヤマトリカブトの蕾です。 人の頭を連想させるような... ちょっとコワイ感じですが面白いので撮りました。 以前のメール版のレポートで、ちょっとイタズラのつもりで蕾の部分だけ切り抜いて、レポートのあちこちにさり気なく置いてみました。 「これは、いったい何!?」と聞いて来るレスポンスを期待していたのですが、そのことについて誰からも何の反応もなく、ガッカリしたのを思い出しました。

 

 ヤマトリカブトと書きましたが、野反湖にはトリカブトの仲間が数種いると思っています。 しかしトリカブトの仲間は花が咲いても同定が難しく、蕾の状態ではまったくわからないので、ヤマトリカブトとしました。

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 エゾシオガマ (蝦夷塩釜) ハマウツボ科 シオガマギク属
エゾシオガマ (蝦夷塩釜) ハマウツボ科 シオガマギク属

 

第一キャンプ場の駐車場裏手や、エビ山と弁天山の

間に広がる草原などで見ることができます。八間山

の山腹には仲間のシオガマギクがいます。

 

 

花が多い野反湖には、昆虫も多く、様々な

チョウたちも見ることができます。 上の

写真ではヒョウモンチョウの仲間がヨツバ

ヨドリで吸蜜しています。

 

 

この白いチョウの名前はなんでしょう?

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 シシウド (猪独活) セリ科 シシウド属
 シシウド (猪独活) セリ科 シシウド属

 

大型のセリ科植物であるシシウドも随所で見ることができます。

 

シシウド
 シシウド

 

まるで夏の夜空の大花火のようです。

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 ミヤマニンジン (深山人参) セリ科 ヤマゼリ属
 ミヤマニンジン (深山人参) セリ科 ヤマゼリ属

 

シシウドが大花火なら、ミヤマニンジンは線香花火かな?

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 タマガワホトトギス
 タマガワホトトギス (玉川杜鵑草) ユリ科

 

タマガワホトトギスは湖東岸の沢筋などにいます。

湿気があり半日影のような場所が好きなようですが、

日当たりのよい草原にいることもあります。

 

 タマガワホトトギス (玉川杜鵑草) ユリ科 ホトトギス属
 タマガワホトトギス (玉川杜鵑草) ユリ科 ホトトギス属

 

よろしければタマガワホトトギスのページもご覧ください。

 

 
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