花さんぽ 2007-01-2                              ←前へ  次へ→

 

 2月25日(日)   創刊号 栃木県 セツブンソウ   2/3

ミチノクフクジュソウ (陸奥福寿草) キンポウゲ科 フクジュソウ属
ミチノクフクジュソウ (陸奥福寿草) キンポウゲ科 フクジュソウ属

 

 毎年、花シーズンはセツブンソウでスタート。 木の花はマンサクなどが先に咲き始めますが、草の花はセツブンソウがポールポジション。 白い花弁に見えるのは、実は蕚(ガク)で、黄色いオシベのように見えるのが、退化した花弁です。 キンポウゲ科ではよくある構造です。

 

 小さな花なので、群れて咲き虫の気を惹きます。 まだまだ寒いので、他のライバル植物は少ないのでしょう。

 毎年行く、栃木の星野町での観察です。 本当は一昨年見つけた、2kmほど離れた民家の裏庭の方が素晴らしいのですが、今年は花が少なかったので、翌週星野に出直しました。

 

 コセリバオウレンは初めて見ました(注1)。 実はこの日のお目当ての一つで、出会えて感激です。 ミチノクフクジュソウは植えられたものである気がして(注2)(注3)、気乗りしませんでしたが、春の訪れを知らせる花なので数枚だけ撮りました。

 

(注1)コセリバオウレンは当初セリバオウレンと思っていました。 当時はまだまだ勉強不足でした。 この時以後数回、同じ場所で見ていますが、葉のつき方が3回3出複葉なので、コセリバオウレンに間違いありません。

 

(注2)初めて見た時は「きっと植えたもの」と思い込んでしまいましたが、その後数回見て、現在はそうとは断言できないと思っています(自生とも思えます)。以上2011.03.15

 

(注3)フクジュソウをミチノクフクジュソウに変更。写真も変更。2017.02.23

 

ミスミソウ (三角草) キンポウゲ科 ミスミソウ属
 ミスミソウ (三角草) キンポウゲ科 ミスミソウ属
 
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