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. 3月22日(水)     都下の陽だまり

 

お彼岸は飛び石で仕事でしたので、

ゆっくり休めず変なリズムになっていました。

そんな合間を縫って、実家にも帰りました。

 

32年前から通っている、太田市の「手延べラーメン 喜満」さんに

立ち寄りましたよ。 手延べなのでとても滑らかな麺、

喉越しがいいので、するっと美味しく食べられちゃいます。

硬い麵が好きな方はだめかもしれませんね。

今住んでいる地域では出会えないので、実家方向に行くときには、

こちらか、もう一軒のお気に入りのラーメン屋さんを選択して寄るのです。

 

ここの近隣では佐野ラーメンが有名ですけれど・・

これといった、ピカイチの佐野ラーメンには巡り会っていませんねえー

やはり喜満さんがお気に入りだ。

相方は張り切っての大盛りチャーシュー麺だあ。

 

喜満の大盛りチャーシュー麺 1300円也
喜満の大盛りチャーシュー麺 1300円也

 

おかんも元気そうでいたので、安心しました。

無事に生活してくれているのでありがたいものです。

 

そうそう=全く話は変わりますが・・

前場所から、急に私は大相撲が大好きになってしまいましたあー

この歳まで全く興味がなく、TVで相撲中継があると

即座にチャンネルを変えていたのですが・・若貴ブームのときもなんのその、

どちらかと言うと、きっぱり相撲は嫌いでした。

 

今は流行語にもなってしまった、カープ女子東京版でしたからねえ。

この時代はカープ好きな女性は、東京にはほとんどいませんでしたよ。

巨人の定岡や原辰徳が大人気でしたからね~

とても珍しかったらしく、カープ応援団のおじさんたちとも意気投合。

カープのファン雑誌の記者さんとも仲良しになりました。

 

カープ話はいいか・・

昔の職場では力士と遭遇することも多々ありまして・・

案内をするときに臨時でエレベーターガールをすることもあったのですが、

これまた力士が乗り込むと、重量オーバーで動かない。

どなたか降りて下さーい!

力士はゲラゲラ笑っていましたわ。

 

お相撲さんと口喧嘩をしたこともあったりと、

あまり印象の良くない出来事も多かったのですね。

なので、お相撲は嫌いでした。

なのになぜなんでしょうか?

自分も歳をとったからなのか?

 

なんだか稀勢の里の優勝を予感したのですね。

たまたま初場所の初戦を観たときに、完全に引き込まれていました。

どうしたことなんでしょう、私にもわかりませんが、

我息子を見守るような気持ちになってしまったのかも。

稀勢の里は、娘とも同い年のようですな。

 

今、稀勢ちゃんブームが私の中で巻き起こっております~

5月場所の観覧予約までしちゃいましたあ~

抽選に当たったらおかんも誘って、稀勢ちゃん応援だあー!!

 

こんなものまで買うようになってしまった
こんなものまで買うようになってしまった

 

実家の帰り、相方の実家におみやげにしようと香雲堂の古印最中を購入。

春バージョンで、桜色の最中がありました。

ほんのり桜の香りがして美味でしたぞー

最中と言ったらこれしかない! 私にとっては最高峰に君臨している。

 

相田みつをさんの書が世間の人々に広まって、

いまや包装紙やパッケージに採用したことは、

お店にとって最大の宝物になったでしょうね。

足利の銘菓です☆

  

足利市 香雲堂の古印最中
足利市 香雲堂の古印最中

 

東京って23区外は「都下」というようです。

私はこちらに来て知りました。

そんな都下の野の花を、今年も見に行きましょうー

お花の前にランチをと探してみたところ、

清瀬市にレトロな喫茶店があるのを見つけました。

るぽさんに初入店してみます。

 

上:Google Mapの3Dビュー 右:お店の玄関
上:Google Mapの3Dビュー 右:お店の玄関
コーヒーハウス・るぽ

 

結構立派な洋館風で、グリム童話のおうちのようだ。

2階席まであり、半分吹き抜けになっています。

地元の人には人気のようですぞ。

ランチには少し時間も回っているのに、次々とお客さんが・・

軽食メニューも豊富で、なんだか懐かしいラインナップ。

現代風に沿わない雰囲気が何故か気に入った。

妙に落ち着くし居心地もいいのだ。

 

るぽの山小屋風の店内は妙に落ち着く
るぽの山小屋風の店内は妙に落ち着く
木製電話ボックスやステンドグラス
木製電話ボックスやステンドグラス

 

こんなお店が生き残っていられるのは、都下ならではの地域性と、

開発されすぎない土地柄のせいなんだろうか。

ここには30年前くらいの空気がありました。

ばかうまではないお料理ですが、うん! 昔食べた喫茶店の味ね。

完成されすぎていない、お店ならではの手作り感が美味しいじゃないか。

相方もなんだかとても気に入ったようで、

また寄りたいお店になりました。

.メニューは>>こちら

るぽのスパゲティナポリタン+サラダ・スープ・ドリンク
スパゲティナポリタン+サラダ・スープ・ドリンク
るぽのドライカレーサービスセット
ドライカレーサービスセット

 

さあ、やっとお花のご紹介ね。

いったい今日のhiroダスはなんなんじゃーですね。

すいません、自分も忘れっぽくなったので記録としても残したいので・・

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毎年のことで新しいお花はありませんが、

ヒロハノアマナが咲き出したかもと・・

はい! 最盛期でたくさん咲いています。

 

ヒロハノアマナ (広葉の甘菜) ユリ科 アマナ属  2017.03.22 東京都清瀬市 alt=45m
ヒロハノアマナ (広葉の甘菜) ユリ科 アマナ属  2017.03.22 東京都清瀬市 alt=45m

 

相方が新しいマクロレンズをプレゼントしてくれたので、

今日は腕試し・・

今まで標準レンズで撮影していたのだから、私なりに頑張ってきたんよ~

ちょっと手応えが違うのでいささか不慣れ。

相方のほうがなんだか楽しんじゃってるじゃないー

 

ヒロハノアマナは午後になり日が傾いていたので、大半が花を閉じ気味にしていました
午後になり日が傾いていたので、大半が花を閉じ気味にしていました

 

北風があったのですが、

陽だまりにヒロハノアマナが揺れてなんだか楽しそう。

3月も下旬になってきましたが、

東京都下は朝晩は結構冷えています。

例年並みの開花状況じゃないかな。

 

ヒロハノアマナ
ヒロハノアマナ
ヒロハノアマナの幅広い葉と、葉の中央に走る白っぽい線がアマナとの識別点の一つ
幅広い葉と、葉の中央に走る白っぽい線がアマナとの識別点の一つ
ヒロハノアマナの根生葉に見える葉は、実は茎葉。 線形の苞葉が3個あることもアマナとの識別点(アマナは2個)
根生葉に見える葉は、実は茎葉。 線形の苞葉が3個あることもアマナとの識別点(アマナは2個)
ヒロハノアマナ
ヒロハノアマナ
ヒロハノアマナが自生する斜面の主役は、間もなくカタクリに取って代わる
ヒロハノアマナが自生する斜面の主役は、間もなくカタクリに取って代わる

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ヒメニラちゃんもたくさん蕾を付けだした。

暖かな日差しが当たる場所では、開花しておりました。

小さな花ですが、とってもべっぴんさんよー

 

ヒメニラ (姫韮) ユリ科 ネギ属  花の大きさは5mmほど。 雌雄異株ですが、雌花しか見たことがない
ヒメニラ (姫韮) ユリ科 ネギ属  花の大きさは5mmほど。 雌雄異株ですが、雌花しか見たことがない
ヒメニラの花 いつものように雌花ばなかり・・ と思っていたら、
ヒメニラの花 いつものように雌花ばなかり・・ と思っていたら、
ヒメニラ 1個の雄しべが見える花があった! 柱頭もあるので両性花ですね。 お初です。
1個の雄しべが見える花があった! 柱頭もあるので両性花ですね。 お初です。
雨で表土が流されたのか、地中にある卵形の鱗茎が露出していました。 きれいな赤色です。
雨で表土が流されたのか、地中にある卵形の鱗茎が露出していました。 きれいな赤色です。
ヒメニラのこの鱗茎は通常の鱗茎(上の写真の白っぽいもの)と異なり、ストロンの先につく特殊な鱗茎のようです
この鱗茎は通常の鱗茎(上の写真の白っぽいもの)と異なり、ストロンの先につく特殊な鱗茎のようです

ヒメニラの異常成長に関する論文>>こちら

 

あー、朝の連ドラ「べっぴんさん」もあとわずかね、

不評だったけど・・なんだか娘を応援するような気持ちで

役者さん達を見ていました。

キアリスことファミリアのお洋服は私の弟が大学生のときに

アルバイトをして、娘の出産祝いにお洋服プレゼントしてくれました。

そーんな思い出もあり、ファミリアの歴史がわかって楽しめました。

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アオイスミレニリンソウが一株開花。

遠くにアズマイチゲも咲かせていましたよ。

 

アオイスミレ (葵菫) スミレ科 スミレ属  咲き始め
アオイスミレ (葵菫) スミレ科 スミレ属  咲き始め

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ニリンソウ (二輪草) キンポウゲ科 イチリンソウ属  こちらも咲き始め
ニリンソウ (二輪草) キンポウゲ科 イチリンソウ属  こちらも咲き始め

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アズマイチゲ (東一華) キンポウゲ科 イチリンソウ属  数株咲いていた
アズマイチゲ (東一華) キンポウゲ科 イチリンソウ属  数株咲いていた

 

住宅地のそばでもあるけれど、

地元の方が大事にされている雑木林です。

私達の暮らす地域もそうですが、

おそらくこんな景観がずーっと

都下には広がっていたのだと想像できます。

大事に残された場所をこれからを担う子どもたちに

引き継いでもらいたいものですね。

都下はなかなか魅力的なんですから!

 

 

コメント: 2 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    YACCHI (月曜日, 27 3月 2017 19:56)

    いつも御ブログを楽しみにしています�
    生きいき撮影された花達が素晴らしいです‼️
    希少な野花の紹介も楽しみにしています❗️




  • #2

    Hiro (火曜日, 28 3月 2017 08:32)

    YACCHIさん
    ご覧いただきありがとうございます。
    都下の春の花たちが咲き出しました。
    今年もお花を楽しみたいと思います。
    なかなか希少なお花に巡り合うのも難しいのですが、
    まだ未見のお花もたくさんありますので、
    発見できたらいいなと思っています。
    これからもよろしくお願いいたします。