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 7月19-20日     真夏の野反湖 その2!    p.1/3

野反峠からの眺め ニッコウキスゲが斜面を埋め尽くす... ほどには咲いていなかった 2008.07.20
 野反峠からの眺め ニッコウキスゲが斜面を埋め尽くす... ほどには咲いていなかった 2008.07.20

 古くからの仲間が野反湖に集結しました。 野反湖で全員が揃ったのは、初めての事です。 かつての上司・東京都在住のHさん、かつての先輩・埼玉県在住のSさん、そしてかつての後輩・福島県在住のMさん。 今はみなさんそれぞれの道を歩んでいますが、大事なアウトドア・花仲間です。 今回、遠方より野反湖に集まってくれました。

 

 ずっと以前、HさんとSさんは野反湖に訪れており、「いい所だから行こうよ!」と誘われていましたが、「リヤカーでキャンプ道具を運ぶなんてめんどい!」と乗り気になれませんでした。 それが今や自分が野反湖出没率ダントツ1位で、「案内よろしくね」と言われるほどの野反湖ファンになってしまいました。 人間、どう変わるかわからないものです。 それはともかく、全員揃うのは久しぶり。 再会を喜び合いました。

 

バンガローサイトの最上段に陣取りました。他のキャンパーが気にならずよい場所です。チビチビやりながら、宴会の準備中。バンガロー泊なのでテント設営が不要、楽チンです。

日没を待たずに宴会開始。装備はSさんと私たちのを持ち寄り万全の状態。Mさんから日本酒やワインの差し入れもあり盛り上がる。Hiroがポトフやガーリックライスに腕を振るいました。

標高1500mを超えると夏でも夜は肌寒い。七輪の炭火がありがたい。あたりは静寂に包まれ、そしてすばらしく暗い。雲間から満月が見え隠れし、雰囲気は最高です。


 

翌日は曇っていたもののまずまずの花さんぽ日和。 みんなで湖周辺を散策です。

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コバノイチヤクソウ (小葉の一薬草) ツツジ科
コバノイチヤクソウ (小葉の一薬草) ツツジ科
コバノイチヤクソウ
 コバノイチヤクソウ

 

 コバノイチヤクソウがバンガローサイトに咲いていました。 針葉樹林内に生え、高さは10〜15cmほどです。 通常花は白。 この花は薄くピンクが入っています。もしやマルバノイチヤクソウ?とも思いましたが、葉の長さが幅より長いことや萼片が三角形で先が尖っていることから、本種としました。 古い分類体系ではイチヤクソウ科ですが、APG-lllではツツジ科に分類されています。

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第2キャンプ場近くから弁天山方面を望む  イブキトラノオやノハナショウブが咲き乱れる
 第2キャンプ場近くから弁天山方面を望む  イブキトラノオやノハナショウブが咲き乱れる

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センジュガンピ (千手岩菲) ナデシコ科 センノウ属
センジュガンピ (千手岩菲) ナデシコ科 センノウ属
センジュガンピ
 センジュガンピ

 

 センジュガンピは清楚な白い花。 花弁が不規則な裂け方をするところも好きです。やや暗い、湿った林の縁などにいます。 名の由来は諸説ありますが、日光は中禅寺湖の千手ヶ浜で発見され、花が岩菲(中国原産のセンノウ)に似ているからと言われます。 湖の西側の散策路の、沢の近くなどで見かけます。

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オオレイジンソウ (大伶人草) キンポウゲ科
 オオレイジンソウ (大伶人草) キンポウゲ科

 オオレイジンソウの「伶人」とは、音楽を奏でる人のことです。前回訪れたときはまだ蕾でしたが、完全に開花し、茎の下部の花はもう果実になっていました。野反湖では数は少ない。

ヤナギラン (柳蘭) アカバナ科
 ヤナギラン (柳蘭) アカバナ科

 名は花が大きくて美しく、葉が柳に似ていることに由来します。名にランとつきますが、アカバナ科の植物です。第2キャンプ場近くに見事な群生地がありますが、今回はまだ蕾でした。

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ノハナショウブ (野花菖蒲) アヤメ科
 ノハナショウブ (野花菖蒲) アヤメ科
花かおる野反湖

 前回のヒオウギアヤメに代わり、ノハナショウブが草原を彩っていました。 湿原あるいは湿性の草原に生育する多年草で、茎は高さ0.5〜1.2m。 本種は有毒なので動物は食べません。 Nさん著書「花かおる野反湖」(ほおずき書籍)によると、「ハナショウブの原種。キャンプ場近くには植えられたアヤメもあるので見分けが必要」と書かれています。

 

 この本は、50年以上野反湖を見つめてきたNさんならではの情報が満載。 花を見に野反湖を訪れる方には、是非ともオススメしたい一冊です。「ご当地ガイドブック」なのでこの地に咲く花限定で掲載されていおり、とても調べ易い。 写真も鮮明で美しく、要点に絞った解説が載ります。 ポケットサイズで花散策の邪魔になりません。 本が発行されたとき、これは素晴らしいと、友人に配るために10冊まとめ買いしました。 それを休憩舎に持ち込んで、照れていやがるNさんに無理を言って、10冊とも裏表紙に直筆サインをいただいたのです。2008年4月29日のことでした...。

 

ヒョウモンチョウ (豹紋蝶) タテハチョウ科
 ヒョウモンチョウ (豹紋蝶) タテハチョウ科

 野反湖にはチョウが多いです。吸蜜中のこのチョウは、ウラギンヒョウモンかも知れません(よくわからない!)。

ヒメシジミ (姫小灰蝶) シジミチョウ科
 ヒメシジミ (姫小灰蝶) シジミチョウ科

 恋の季節なのか、多くの個体が群れ飛んでいました。トリアシショウマで吸蜜中です。

 


 ニジュッセイキチュウネン (二十世紀中年) アウトドア科 ハナトリ(花撮り)属 オヤジ種
 ニジュッセイキチュウネン (二十世紀中年)

アウトドア科 ハナトリ(花撮り)属 オヤジ種 のお3方。

 

 
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