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 6月14日(日)     チーバでオゴケ詣で

 

今年の見たい花である2種を探しに千葉県に出かけました。

 

タイトルの「オゴケ」ってなあに?と思うでしょう。

麻糸を積み溜める鉢桶のことだそうです。

この花の果実が似ているためなのかしらね。

 

そんな、妙ちくりんなネーミングのお花が見たいのです。

首都高スイスイ、夢の国に振り向きもせずに千葉に上陸です!

自分で下調べした地域に到着しました。

 

なんだか昔にタイムスリップしたような薄暗い里山の森だー

トトロも出てきそうだぞ~

 

昼間でも薄暗い森
 昼間でも薄暗い森

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少し歩くと相方が「あー見つけた!」と。

見ると3輪ほどのクサナギオゴケが!

 

 クサナギオゴケ (草薙尾苔) キョウチクトウ科(ガガイモ科) カモメヅル属
 クサナギオゴケ (草薙尾苔) キョウチクトウ科(ガガイモ科) カモメヅル属

 

え~これだけかいなー?

もっと探そうと歩いてみたが見つからない・・

 

私は嫌な予感がした、もしかしたらもう花は終わっているのかと。

最初に見つかった花をよく観察してみる。

葉の特徴や草丈、弓のようにしなったツル・・

むむむ、やはりもう花は終わって、

沢山実をつけているじゃありませんか!

 

 クサナギオゴケ  細長い釣り竿のように湾曲した茎の先に果実がぶら下がる(→部)
 クサナギオゴケ  細長い釣り竿のように湾曲した茎の先に果実がぶら下がる(→部)


よくよく見てみると、株は周りにたくさんありましたよ。

遅すぎたあ~ でもわずかな花が見つかったのでよしとしよう!


 葉は茎の中ほどに数対つく。長さは8〜17cm、幅3〜5cm。先端は尖り、基部はくさび形。葉柄がある。
 葉は茎の中ほどに数対つく。長さは8〜17cm、幅3〜5cm。先端は尖り、基部はくさび形。葉柄がある。
たくさんいました。手前側は、ほとんどクサナギオゴケです。後ろの横になっている3本の木は無関係。
 たくさんいました。手前側は、ほとんどクサナギオゴケです。後ろの横になっている3本の木は無関係。
クサナギオゴケの袋果は細い茎からぶら下がる。披針形で長さ4〜5.5cm
 クサナギオゴケの袋果は細い茎からぶら下がる。披針形で長さ4〜5.5cm


ちっこい花・・大好きです☆

豪華なランも魅力的ですが・・

私は断然こんなちびっこい花が愛らしくていいな。

絶滅危惧種となってしまっていますが、

昔はもっと咲いていたんでしょうね。


「滑り込みセーフ」で見ることができた残り花。 径は6〜9mm。 花冠裂片は両面とも無毛です。
 「滑り込みセーフ」で見ることができた残り花。 径は6〜9mm。 花冠裂片は両面とも無毛です。

 

全部で4輪、見ることが出来ました・・十分です。

ここも大切な場所なんだな。

いつまでもこの自然を残して欲しいものです。

 

クサナギオゴケの副花冠は、蕊柱(ずいちゅう)より明確に短いのが特徴です
 クサナギオゴケの副花冠は、蕊柱(ずいちゅう)より明確に短いのが特徴です


ひとつのオゴケ詣でが出来ました。

ここから海岸に移動していきます。

途中のSAにて、二人が気に入っているピーナツソフトをぺろり。


千葉県ではよく見かけるピーナッツソフト。
 千葉県ではよく見かけるピーナッツソフト。

 

海岸に行くならランチはお魚料理と決めていたので、

口コミで評判の良いお店をチョイスしておきました。

 

外川(とかわ)漁港にある「食処 いたこ丸」さんに到着。


目の前が外川漁港。 車は漁港側に寄せて路駐可能ですが、落ちないようにね。
 目の前が外川漁港。 車は漁港側に寄せて路駐可能ですが、落ちないようにね。
食処 いたこ丸 本日のメニュー
 食処 いたこ丸 本日のメニュー

 

「ホウボウの天ぷら定食」と「いたこ丸定食(上)」を注文。

「いたこ丸定食(上)」は、お刺身4点盛りをベースに、

アジから揚げ・ツブ貝フライ・イワシ天ぷらから1品選択しますが、

相方はアジから揚げを選びました。

 

お料理出てきてびっくり!!

ホウボウの天ぷらは、ぶ厚くてしっかりした身が付いたものが

5尾も乗っかってる~

写真だとわかりにくいですが、ホウボウの身は大きいです。

ちなみにお茶碗、お椀も大ぶりです。

 

ホウボウ天ぷら定食。 ホクホクでおいしかった! これで900円はお安い!
 ホウボウ天ぷら定食。 ホクホクでおいしかった! これで900円はお安い! 


相方の定食につくアジのから揚げって~~ なんじゃこりゃあー!

巨大なアジ、こんなの初めて見たわー 30cm以上ありました。

今朝、釣ってきたそうです。


お刺身は、カツオ・ヒラメ・タイ・アジ。これだけでも十分なのだが・・
 お刺身は、カツオ・ヒラメ・タイ・アジ。これだけでも十分なのだが・・
なんと30cm越えのアジのから揚げもつく。すごいボリュームだった。ポン酢が合いました
 なんと30cm越えのアジのから揚げもつく。すごいボリューム。ポン酢が合いました

 

いやいやあ~食べきれないほどですぞ。

新鮮なお魚、ボリューム満点で美味しく頂きました。

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さーここから海岸に向かいます。

もうひとつのオゴケが見つかるといいなあー

 

明るい曇り空だけど・・結構蒸してるので暑いです。

車を降りたら、いきなりイワダレソウがお出迎えじゃない。

この花は、この浜で最初に見つけたんだったな。

 

イワダレソウ (岩垂れ草) クマツヅラ科 イワダレソウ属
 イワダレソウ (岩垂れ草) クマツヅラ科 イワダレソウ属

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ハマボッスは花盛りであちこちに咲いています。

ミヤコグサハマアザミタイトゴメシロバナハマナデシコも!

 

ハマボッス (浜払子) サクラソウ科 オカトラノオ属  あちこちにこのような株がありました。
 ハマボッス (浜払子) サクラソウ科 オカトラノオ属  あちこちにこのような株がありました。
ハマボッス  オカトラノオの仲間です。 葉は分厚く硬く、海岸植物らしい。
 ハマボッス  オカトラノオの仲間です。 葉は分厚く硬く、海岸植物らしい。

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ミヤコグサ (都草) マメ科 ミヤコグサ属
 ミヤコグサ (都草) マメ科 ミヤコグサ属

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ハマアザミ (浜薊) キク科 アザミ属  ここでは草丈はせいぜい30cmほど。
 ハマアザミ (浜薊) キク科 アザミ属  ここでは草丈はせいぜい30cmほど。

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タイトゴメ (大唐米) ベンケイソウ科 マンネングサ属
 タイトゴメ (大唐米) ベンケイソウ科 マンネングサ属

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シロバナハマナデシコ (白花浜撫子) ナデシコ科 ナデシコ属
 シロバナハマナデシコ (白花浜撫子) ナデシコ科 ナデシコ属
シロバナハマナデシコ  まだ咲き始め。 初めて見たかも。
 シロバナハマナデシコ  まだ咲き始め。 初めて見たかも。

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本命さんはいるかなと探して歩くと・・

ごろごろした岩の間にいました、イヨカズラ

 

イヨカズラ (伊予葛) キョウチクトウ科(ガガイモ科)  カモメヅル属  見つかった!
 イヨカズラ (伊予葛) キョウチクトウ科(ガガイモ科) カモメヅル属  見つかった!

 

この花は別名スズメノオゴケといいますよ。

森で見たクサナギオゴケと同じ仲間ですから、花の形状は似ていますね。

しかし・・海岸にいますから、葉はゴワゴワで勇ましいです。

お花は可愛いですが・・

 

イヨカズラ  高温・紫外線・海水・強風・・・ 海岸の過酷な環境で生きていた。
 イヨカズラ  高温・紫外線・海水・強風・・・ 海岸の過酷な環境で生きていた。


見てください!このでっかいナッツのような実を~~

なんだか美味しそうな気もします。


イヨカズラの袋果  花や葉に比べて、デカい! なんだか美味しそう。
 イヨカズラの袋果  花や葉に比べて、デカい! なんだか美味しそう。
袋果は広披針形で、長さは4〜6cmもあった。 触るとけっこう堅い。
 袋果は広披針形で、長さは4〜6cmもあった。 触るとけっこう堅い。

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花色は淡い黄色が定番と思っていたら・・

なんと赤みのある花も見つかりました☆

 

イヨカズラ(Cynanchum japonicum)とクロバナイヨカズラが混生していた
 イヨカズラ(Cynanchum japonicum)とクロバナイヨカズラが混生していた
クロバナイヨカズラ(Cynanchum japonicum f. puncticulatum)は、花色が淡紫色を帯びる
クロバナイヨカズラ(Cynanchum japonicum f. puncticulatum)は、花色が淡紫色を帯びる

 

調べたらクロバナイヨカズラというのもいるようだ、

淡い紫色って感じでしたけど、どうなんだろうか?

相方は、葉の厚みや感触がまったく違うと言ってました。

クロバナイヨカズラの葉の方が、イヨカズラに比べてずっと厚く、

堅かったそうです。

やはり別品種なのでしょう。

 

混生するクロバナイヨカズラ(左)とイヨカズラ(右)  花色以外はそっくり
 混生するクロバナイヨカズラ(左)とイヨカズラ(右)  花色以外はそっくり
イヨカズラの花
 イヨカズラの花
クロバナイヨカズラの花
 クロバナイヨカズラの花

イヨカズラの葉の表面 葉は厚く堅い
 イヨカズラの葉の表面 葉は厚く堅い
クロバナイヨカズラの葉の表面 更に厚く堅い
 クロバナイヨカズラの葉の表面 更に厚く堅い


相方は、目をつぶって触ってもどちらの葉であるかわかるほどの

感触の差がある、と言っていました。


イヨカズラの葉の裏面
 イヨカズラの葉の裏面
クロバナイヨカズラの葉の裏面
 クロバナイヨカズラの葉の裏面


海岸の花探しはなんだか楽しいのですよ。

海無し県育ちなので憧れがあるのかも。

汗だくでしたが、イヨカズラちゃんに夢中になりました。


イヨカズラの副花冠は倒卵円形で、蕊柱よりわずかに短く見えました。
 イヨカズラの副花冠は倒卵円形で、蕊柱よりわずかに短く見えました。
落ちていた花があったので萼片を観察。 花柄や萼片に縮れた毛がありました
 落ちていた花があったので萼片を観察。 花柄や萼片に縮れた毛がありました


オゴケ2種制覇の嬉しい一日となりました。

行きはヨイヨイ帰りは怖い・・

異常にノロノロの車と渋滞で、3時間掛けて帰ってきました。

今まで知らなかったチーバの地を巡ったので、

町探検のようで楽しめました。

モバラーだった相方もこんな町は初めて来たと言ってましたわ。



コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    ゆき (水曜日, 17 6月 2015 07:45)

    おはようございます、HIROさん、kenさん、千葉に、お越しくださり、嬉しいです。オゴケ二種類、制覇おめでとうございます、オゴケの星形のお花が、愛らしい、ありがとうございます、はじめてみました、ランチ、お魚定食、どちらも、美味しそう、ほうぼう定食も、ボリュームたっぷりで、いいお店ですね。銚子市のお店ですか?まだまだ、見たことのない、珍しい、かわいい、お花が、千葉にも、あるのですね、かわらない、環境で末長く、存在してほしいです。

  • #2

    Hiro (水曜日, 17 6月 2015 08:02)

    ゆきさん
    また千葉にお邪魔いたしました。
    クサナギオゴケは初めて行った地で、
    のどかな里山が点在していて、もっと咲いている場所はあるのでは?
    などと感じました。
    「いたこ丸」さんは釣り船をやっていらっしゃって、
    お魚の鮮度満点で、魚の大きさも半端ないです!
    千葉は山と海岸両方楽しめるからいいですね。
    まだ千葉で見たことない花があるので、
    また散策に行きたいと思っています。

 

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