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. 6月4日(日)   ワラビいっぱいの草原で

 

爽やかな晴天の日曜日

今日は花友さんのご案内で探していた花を見ることができます。

先週から状態確認をしていただいていたので大変ありがたいです。

 

山菜採りで結構人が多いですね~

この辺りに・・といった場所には、

蕾のベニバナヤマシャクヤクがありました。

開花はこれからですが、ベニバナは初めて見ることができました。

花が開くと目立ちますが、このままそっと見守って欲しいものです。

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ベニバナヤマシャクヤクの蕾
ベニバナヤマシャクヤクの蕾

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あー咲いていましたあ!

フナバラソウ☆

大きく立ち上がって立派に咲いています。

先日クサナギオゴケを見たばかりで、

同じ仲間だと思うと、巨大な花に見えて仕方ありませんよー

 

フナバラソウ (舟腹草) キョウチクトウ科 カモメヅル属
フナバラソウ (舟腹草) キョウチクトウ科 カモメヅル属

 

この草原は何度かいないかなあ~と探してみたけれど、

ここは全く足を運ばなかった地点でしたので、

花友さんのお陰で、やっと見ることができた!

花を探しながら、花友さんはワラビ採り。

フナバラソウにきゃっきゃと喜びながら私たちは花を楽しみます。

 

フナバラソウ
フナバラソウの花
フナバラソウの花
フナバラソウはほとんど単独で生えていましたが、何株かまとまって咲いている場所もありました
フナバラソウはほとんど単独で生えていましたが、何株かまとまって咲いている場所もありました
フナバラソウ

 

深いエンジ色が力強く見えます。

やや色の薄い赤茶色タイプもありました。

緑色タイプもいるようですが、見つかりませんでした。

すーっと立ち上がって、草原に似合う素敵な花ですね。

 

フナバラソウ
やや色が薄いフナバラソウ  緑色の花も見てみたいな
やや色が薄いフナバラソウ  緑色の花も見てみたいな

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移動しながら花を探します。

カイジンドウが咲いていましたよ、

やや終盤でしたが、まだフレッシュなものもありました。

 

カイジンドウ (甲斐竜胆) シソ科 キランソウ属 「竜胆」とあってもシソ科です
カイジンドウ (甲斐竜胆) シソ科 キランソウ属 「竜胆」とあってもシソ科です
カイジンドウ
カイジンドウ
カイジンドウ (甲斐竜胆) シソ科 キランソウ属 「竜胆」とあってもシソ科です
ピンク色が濃いタイプもいました
カイジンドウとは、久しぶりのご対面でした
カイジンドウとは、久しぶりのご対面でした

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休憩で腰かけて、ふっとこれなんだ?

ラン科のようだけど・・と思ったら、

花友さんが、ミズチドリじゃないかな? とのことでした。

大きく立ち上がり白い花を咲かせた姿しか見ていないので、

こんなにもちっこいものなのねと驚きました。

 

ミズチドリと思われる花芽
ミズチドリと思われる花芽

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他にはヒメイズイがあちこちに咲いています。

 

ヒメイズイ (姫委蕤) ユリ科 アマドコロ属
ヒメイズイ (姫委蕤) ユリ科 アマドコロ属

 

木陰を見つけてランチ休憩。

花友さんが珈琲を淹れてくれました。

コナラの木にハルゼミが鳴きだしたぞー

目の高さで見えたのでハルゼミ撮影会も始まりましたよ。

 

ハルゼミ 木肌に溶け込む保護色で目立たない!
ハルゼミ 木肌に溶け込む保護色で目立たない!
ハルゼミ 吹き出してしまいそうな、不思議な鳴き声でした
吹き出してしまいそうな、不思議な鳴き声でした

 

昨年も探りにきた場所に移動して、

ラン科の花を探してみます。

花友さんも来たことあるようでしたので、

今回こそは見つかるかもと歩きだします。

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オカオグルマがゆらゆらと咲いています。

エゾノタチツボスミレの白花シロバナエゾノタチツボスミレ

も咲いていました。

ここは白い花しかいないようです。

福島で見たものとは全然違うので、

白花は別物じゃないかと感じるのは私だけ?

スミレの世界はわかりませんので、

これ以上触れないことにします。

 

オカオグルマ (丘小車) キク科 キオン属
オカオグルマ (丘小車) キク科 キオン属

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エゾノタチツボスミレ (蝦夷の立坪菫) スミレ科 スミレ属
エゾノタチツボスミレ (蝦夷の立坪菫) スミレ科 スミレ属

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あちらこちらと歩き回ってみましたが、

全くお目当ての花は見つかりません。

花友さんがオキナグサの果実を見つけました!

綿毛になって、ほわほわがかわいい~ 

 

オキナグサの果実 綿毛がたくさんついている
オキナグサの果実 綿毛がたくさんついている
オキナグサの果実
オキナグサの果実

 

この場所は昨年から2度に渡って探し尽し果てましたあ~

どうもポイントが違うのかも知れませんね・・

この辺の地形も覚えるくらいに歩き回ってしまったわー

 

もう一つのお目当てさんには逢えませんでしたが、

花友さんのお陰でフナバラソウに逢えました。

ここにいるはずと何度か探し続けたので、

胸のつかえがとれた感じがします。

一日、本当にありがとうございました。

たっくさーんのワラビ大収穫でしたね!

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お帰り渋滞も予想されるので、ここでお別れして

帰路に着くことにしました。

ちっとだけ、別の場所の花の確認に立ち寄りました。

「誰だートウモロコシの食べかす立てたのは~~!」

はいはい、終盤のサカネランが2本並んでいました☆

神出鬼没なサカネラン、毎年どこに現れるかわからん

不思議な花ですなあー

ハンショウヅルも今が一番美しいときでした。

 

サカネラン (逆根蘭) ラン科 サカネラン属  神出鬼没。花は終わっていた
サカネラン (逆根蘭) ラン科 サカネラン属  神出鬼没。花は終わっていた

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ハンショウヅル (半鐘蔓) キンポウゲ科 センニンソウ属  道路脇の網に絡みついていた
ハンショウヅル (半鐘蔓) キンポウゲ科 センニンソウ属  道路脇の網に絡みついていた
ハンショウヅル  ちょうど見頃でした
ハンショウヅル  ちょうど見頃でした

 

案の定、大渋滞に巻き込まれての帰宅となりました。

花の大先輩、ご案内頂いた花友さんに感謝いたします。

懲りずにまたご一緒してください。

貴重な花が咲く草原。いつまでも大切にと願います。

 

 

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