アオフタバラン

 

青二葉蘭 ラン科 フタバラン属

Neottia makinoana (Ohwi) Szlach.

日本固有種

             

 アオフタバラン  2012.08.19 栃木県
 アオフタバラン  2012.08.19 栃木県

 

 初めてアオフタバランを見ることができました。

前回7月22日にここを訪れたときにはまだ花芽も

出ていなかったのですが、今回は見頃の時期が過ぎ...

ギリギリセーフというか、アウト? でもせっかく

出会えたし、好きなラン科なので専用ページを作る

ことにしました。

 

 非常に暗かったので、ピンボケ写真を大量生産し

ました。 どうにか使える写真を選ぶのに時間がか

かりました。

 

アオフタバラン 2012.08.19 栃木県
 2012.08.19 栃木県

 

 7月の訪問では気付かなかった場所に、たくさん

の葉が出ていました。 しかし、茎を伸し花を付け

ているのは2割ほどでした。年により違うのかな?

 

アオフタバラン 2012.08.19 栃木県
 2012.08.19 栃木県

 

 葉は地面近くに2個対生状につき、光沢はなく白

く粉を吹いたような緑色で、縦に薄く白っぽい筋が

3本ほどあるのが特徴です。

 

アオフタバラン 2012.08.19 栃木県
 2012.08.19 栃木県

 

 唇弁の長さは5~6ミリほどで、先端は浅く2裂します。

側花弁と萼片は披針形~線形でほぼ同長。 花はちょいと

痛んでしまっています。 蕊柱の先端からは花粉塊はなく

なっています。

 

アオフタバラン 2012.08.19 栃木県
 2012.08.19 栃木県

 

 ピンボケ写真のオンパレードだったので... 子房のねじれがはっきりわかる写真がありませんでした。 上の写真の右側の花は子房というか花柄がねじれているようにも見えますが、ハッキリしません。 左側の写真は更に不明瞭です。 暫定的に「ストレート・唇弁下側タイプ」としておきます、

 

2012.11.04 掲載

 

コメント: 2 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    ゆき (火曜日, 11 10月 2016 17:07)

    こんばんは、hiroさん、Kenさん、アオフタバランの写真とお話し、拝見しました、林の薄暗い場所を好む、小型の地生らん、独特の葉の緑に、粉を吹いた雰囲気が、いいですね、見つけたときの喜びを分けてくだって、ありがとうございます、群生してる姿も、凄く嬉しいです、コアツモリ草も、二葉の共通なところも、憧れます。

  • #2

    Ken (火曜日, 11 10月 2016 20:59)

    ゆきさん、こんばんは!
    いつも暖かいコメントをありがとうございます。 アオフタバランは、けっこういろいろな場所で葉を見かけるのですが、まだ花がベストな状態を見ることができていません。来年こそは良い状態の花を見つけて、このページに写真を追加したいと思います。

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